どっちも得をしなかった試合。引き分けでよかったのかもしれない(柏レイソルvsフロンターレ)

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フロンターレはアウェイで柏レイソルと対戦。あまりのピッチコンディションの悪さに、サッカーがどうのとか、そういう感想もあまりない、というのが本音です。でも簡単に書き留めておきたいと思います。

 

一番気になったのは、フロンターレのシュート意識がレイソルにくらべて低いのでは?ということです。ご存知の通り、レイソルのブラジル人選手達は、ゴール前でプレスが弱ければすかさずシュートにきます。今日は全くと言っていいほどボールをつなげないし、トラップしたボールも普段と違う転がり方をするコンディションだったので、ゴール前で相手を崩してシュート、とはなかなかいきませんでした。今日みたいな時(ここまでひどいのは、あのアウェイ鹿島戦以来か?)は、やっぱりいかにシュートで終わるかが大事だと思いました。

 

まあ、でも、そうは言ってもねぇ〜…って思う、まるでボールが転がらないピッチでしたよ〜。そんな中、両チームの選手達は足を滑らせながらも本当に頑張ったと思います。今日もレイソルはよく動いていて、チャンスメイクはレイソルの方が多かったのでは?フロンターレに流れがきたのは、選手交代と割り切った戦術もそうですが、レイソルの選手達の足が止まってきたことも大きかったと思います。2得点した時間帯は、その前からビッグチャンスを作れてましたから!

 

そして知念選手と悠選手のゴール!選手もサポーターも最後まであきらめなかったからこその、執念のドローだと思います。しっかりゴール前で攻め続けた結果ですね!

 

知人のレイソルサポと観戦したのですが、2人とも「引き分けでよかった…」とこぼしましたよ。これは、負けなくてよかった、というよりも、両チームとも実力を発揮できるとは言えない条件での試合、勝っても負けてもモヤモヤする、そういうことです。もちろん勝ちたいですよ?でも、なんだかなぁ…。

 

ミスが絡んだ安易な2失点を修正して、戦術変更で押し込んで獲得した2得点を自信にし、再度練習して前に進んで欲しいと思います。特に失点シーンの修正。ルヴァン杯と残りのリーグ戦でやらかすのは絶対ダメですからね!

 

フロンターレレイソルも両チームの選手サポーターの皆さんも、今日は本当にお疲れ様でした!

 

明白だった「練度」の差(天皇杯フロンターレvs柏レイソル)

0-1。悔しさを通り越して、むしろさっぱりした完敗でした。こういう時はどうしても、悪いところにたくさん目がいってしまいます。フロンターレの選手達は動かなかったし。でも、全体的にあらゆる練度の差が明白に出たなぁと思いました。

 

レイソルフロンターレ、もう、大人と子供みたいでした。なんと言っても、ポジショニングが違ってたと思います。フロンターレの守備ブロックも一見きれいにできてましたが、レイソルはそのブロックの間に絶えず顔を出して、あっという間にボールをつないでゴール前に運んでたし、フロンターレに押し込まれてる時に奪ったボールはすばやく前線に出して、一気にカウンターを仕掛ける。フロンターレがちぐはぐ、というか、ボールを出したあと動かないのとは雲泥の差でした。

 

レイソルはよく連動してるなと思いました。FW陣を中心とした「個」と組織が、うまくミックスしてる感じです。個を生かす組織、組織に寄与する個って感じでした。組織あって、クリスティアーノ選手もハモンロペス選手も、より強みを出しているようでした。フロンターレは前半なんて個しかなかったですもんね。後半、憲剛選手が交代で入ってから五分五分まで持っていったかな?憲剛選手はミスもあったけど、やっぱりよく見えてますね!惜しいシーンも作ったけど、得点にはいたりませんでした。

 

まあ他にもいろいろあって、ともかくスッキリした完敗。逆によくあのクリスティアーノのミドルの1失点ですんだな、と思うくらいです。試合内容的には、フロンターレ2:レイソル8って感じです。

 

鬼木監督がスタメンでどういうサッカーで勝とうとしたのか、わかりませんが、知念選手と森本選手の2トップだったら、ひたすら2人目掛けてロングボールって戦術もありかも?って思いました。まあそれだけ前半のフロンターレが試合を作れなかったんですが。

 

これでフロンターレの今年の天皇杯は終わりました。あまりにも無力な、何もできなかった敗戦です。すぐに日曜日にはリーグ戦でまたレイソルと戦います。まさしく「切り替え」ていきましょう。切り替えるしかないですからね。うん、そう。切り替えよう…

 

ん?ちょっと待てよ?天皇杯負けたってことは、このフロンターレは12/2のリーグ最終節で見納めってこと!?うわぁ〜それは残念すぎる。12月早々でこのフロンターレも見納めと思ったら、やっぱり今日の敗戦、悔しくなってきた…

 

 

タイトルを取るには悪くても勝てるのが大事(サンフレッチェ広島vsフロンターレ)

ありがたいことにNHKが放送してくれたので、自宅TV前で応援しながら観戦しました。ひとつだけ、書きたいと思います。

 

フロンターレは前節の悪さが解消されたとは言えない、内容の悪さでした。守備はハマらず、攻撃は繋げず…。特に前線のプレスは試合開始時と後半開始時こそ少しありましたが、すぐに鳴りを潜めてしまい、引き下がって広島の攻撃を耐えるという形になってました。これが解消したのは、広島がパトリックを入れて4-4-2になってからだと思います。つまりフロンターレは自らのアクションで守備をはめたのではなく、広島の戦術変更によりはっきりした、ということだと思います。前節・今節と改善していないというのは、小心者の私には気がかりです…

 

という状況ですが、悪いなりに3-0で勝ったのは素晴らしいことだと思います。リーグ終盤ともなれば、怪我人も出るしカードがたまって出場停止もあるでしょう。これらは、起こりうることだし、想定内のはず。だから、誰が出てもチームとしていいパフォーマンスが発揮できるように練習しているわけで。

 

今日だって、いわゆるフルメンバーだったとしてもどうなったかわからないです。でも、だからこそ、うまくいかなくても勝つのが大事だし、過去にタイトルを取ったチームはそうだったんじゃないかと思うのです。逆に言えば、あの2009年のアウェイvsトリニータ、2016年のアウェイvsアビスパ。相手が強いとか弱いとかじゃなく、これらを勝てなかったことが、最後の最後にフロンターレは掴みかけたタイトルを手放すことになった。ここに来たら、悪くても勝つことが重要だと思うし、今日のフロンターレはまさにそうだったと思います。

 

さて、次は天皇杯とリーグ戦でのvsレイソル二連戦です。レイソルはいつもフロンターレに対して大人のサッカーをしてきました。フロンターレが悪ければ、徹底的に悪い部分を突いてくることができる素晴らしく強いチームです。さすがに「悪くても勝つ」のは難しいでしょう。短い試合間隔ですが、しっかり立て直してレイソル戦に臨んでほしいですね!

 

レイソル二連戦、天皇杯(ホーム)もリーグ戦(アウェイ)も、現地に行きますよ!

ストレスの80分、歓喜の10分(フロンターレvsベガルタ仙台)

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久しぶりに等々力劇場を観戦してきました!もうね〜、川崎修学旅行に来た陸前高田の子供達が感想文で「負けたけど、1人少なくなっても、諦めずに走り続けたフロンターレに感動しました」って書く姿が目に浮かんでね〜。「負けたけど」がなくなってよかったですよ!興奮冷めやらぬとはまさにこのこと。なかなか冷静になれませんが、頑張って感想を書こうと思います。

 

まず、今日のフロンターレは「強い気持ち」をもって試合に入ったとは思うのですが、裏腹に動きが重かった。どうしても仙台に遅れて動いてたし、そのためかパスもずれてました。ルヴァン杯第2戦のように主導権を握りたかったけど、そうはいかず。一方仙台は、直近の2戦を振り返り、先発メンバーの変更(復帰)に加えて、フロンターレ以上の強い気持ちで入ってきました。その攻撃から守備、守備から攻撃のスピードはとにかく早く、攻撃も守備も人数をかける。そんな感じだったと思います。さらに変化をつけるべく、コートチェンジもしてきました。そして、前半はまさに仙台の狙い通りの展開だったと思います。

 

ただ、数的不利で長い時間戦うのは最近でも3試合目のフロンターレは、ルヴァン杯と同じように憲剛選手を残して徹底的に縦に速い攻撃を仕掛けてきました。ちょっと関塚監督の頃のフロンターレのようでしたね。DF陣は身体を張ってしつこく守りながら、ボールを奪ったら縦に速く攻撃する。相手の守備が構築される前にシュートまでいく。そういう感じです。数的不利になったことで、もやもやしてた前半から一転、戦術が整理されたんだと思います。そして、徹底的にそれを完遂しようとしてました。そしてそれが功を奏したのだと思います。

 

それでもなかなか点が入らずに、本当にもうダメかと思いましたよ…。ただ、仙台も前述したように、攻守ともに人数をかけていたので、後半の後半は少し足が止まり始めたようです。もちろんフロンターレも10人で戦い続けてしんどかったのですが。そうしてその時はやってきました!エウシーニョ選手のゴール時、仙台の選手達は人数はいたと思います。それでも、距離はありましたがエウシーニョ選手へのプレッシャーはなかったですよね。小林選手の2得点も、フロンターレでいうところの「フリー」といえる状況を作っていたと思います。3得点とも、すばらしいゴールでした。

 

今日思ったのは、フロンターレは、鬼木監督は決して「奇をてらう戦術は使わないんだなぁ」ということです。仙台と三連戦ですよ?何か違うことをしようと、普通はするでしょう?仙台の渡辺監督も、三連戦ということでチームに変化をつけてたと思います。でも鬼木監督は、自分の、自分達の引き出しから最適と思われる戦術を、高いレベルで完遂することで上回ろうとしていると思います。そして、最適な選手交代で残り10分での逆転を演じて見せたのだと思います。

 

 勝ち点3を取り続けることでしかリーグタイトルの可能性をあげることができないフロンターレ。以前も言いましたが、勝ちながら修正できるのは本当にいいことです。今日も勝ち点3をゲットしましたが、前半のサッカーはグダグダでしたよ。どこがノッキングしたのか、ボトルネックがあるのか?しっかり分析して修正してください!

 

最後に、憲剛選手J1出場400試合おめでとうございます!サポーターはあなたと一番高いところに行くことを心の底から望み、全身全霊をかけてフロンターレを後押ししますよ!そのために、まずは401試合目を勝利しましょう!

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決勝進出!このチャンスを絶対に生かそう!(ルヴァンカップ準決勝第二戦 フロンターレvsベガルタ仙台)

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よっしゃああああっ!3-1で勝利!2戦合計5-4でルヴァンカップ決勝進出が決まりました!

 

4バックで臨んだフロンターレはまずまずの試合運びだったと思います。それが一転したのは、奈良選手の退場…。ああ…ACLと…。

 

ただ、奈良選手の退場は予測できないことはなかったのかもしれません。それはクリスラン選手の存在です。仙台のアバウトなボールも収めてしまい、スピードもあるクリスラン選手とのマッチアップが続き、ファウルで止めざるを得ないシチュエーションも結構あったと思います。厳しく言えば、奈良選手はクリスラン選手に負けた、ということかもしれません。

 

そこからは、ほんとにACLとおんなじでね〜。ラインが下がるのは仕方ないかもしれないけど、せっかく奪ったボールをか〜んたんに蹴ってまた失うことの繰り返しでした。そりゃ中野選手にまた恩返しゴールを献上もしますよ!ぶっちゃけ仙台のクロスの精度がいまひとつだったことと、決定機を仙台の選手が外し続けてくれたから勝てたんだと思います。仙台は野沢選手を入れて、クロスの精度を高めてきましたね…冷や冷や…。もういつ決壊してもおかしくない状況。

 

だけど、ようやく出ました!フロンターレの3点目は、カウンターと言えるかもしれないけど、私は、あれが人数が少なくてもしっかりボールをつなげるフロンターレだと思うんですよ。疲れてたとは思うけど、少しポジションをずらすことでパスコースを作る。動いてる選手の足元にパスを出す。それがようやく繋がったのが、長谷川選手のゴールだと思います。少ない人数だからどうしても守備に軸足はうつるかもしれない。でも、攻撃は別でしょう?相手に攻撃権を差し出すスポーツなんてあるの?でも、ACLも今日も、フロンターレはそうだったと思うんですよ。攻撃権は握り倒して欲しいのです。

 

でも、どうしても守備の時間が長くなってしまうんですが、ここでも目立つのが家長選手!どれだけ守備に走りまくっていたか?フロンターレのゴール前からのクリアボールを必死で追う家長選手!長谷川選手のゴールも、残り時間わずかなのを把握していた家長選手の鬼キープからですよ!いやもう、本当にヤバい選手ですね。マジで惚れてしまいます。憲剛選手ですらイライラして周りが見えておらず、誰もいないただのスペースにパスを出して勝手に怒ったりしている(こういうの見ると、まあ30代だなって思います)のに、あのピッチでもっとも冷静且つ熱く戦っていたのは家長選手だと本当に思います。

 

今日は他にもいいとこともあったし、課題もたくさんありました。でも、決勝進出することで、フロンターレはもう一度課題を修正する時間と、タイトルを獲得するチャンスを得ました。今度こそ!何度も言ってきたセリアですが、本当に今度こそ!選手・スタッフ・ボランティア・スポンサー・サポーターなど、すべてのステークホルダーが一体になって、あの場所に行こうではありませんか!

 

選手達が自ら修正する能力はいつの間にかなくなっていた?(ルヴァン杯 フロンターレvsベガルタ仙台)

今日は仙台に行けなかったので、ツイッターのフォロワーさんが教えてくれたフットニック恵比寿店ではじめて観戦しました。http://www.footnik.net/index.php/japanese/location/

山手線沿線に勤務しているので、行きやすいなと思って。18:30過ぎに着いたら、もうすでに中は一杯!たくさんのフロサポとベガサポがいました。席もテーブルも空いてなかったので、ギネス片手に壁際に立って観戦しましたが、思い切って隣に立ってる方に声を掛けたらベガサポ。そこからときどき話しながら観戦しました。いつもぼっち観戦なので1人は慣れてるけど、今日のこういうのもなかなか楽しかったです。

 

さて、試合ですが、まあまあまあまあ酷いもんでしたね。今日は5失点するかと思われる酷さでした。3バック同士のミラーゲームでしたが、ベガルタ仙台にミラーゲームとフロンターレの守備を上手く使われましたね。

 

今日は特に感じたことが2つあります。まず1つ目。

「自信がないならミラーゲームなんかするな!」

 

ご存知の通り今年のフロンターレは攻守を早く切り替えて、相手からボールを奪取しようとします。その時に2人で行くんですね。瞬間に周囲ではベガルタは数的優位になってて。取られる前にボールを離すことで、ベガルタは数的優位な状況で面白いように攻撃してました。今日の3バックはとにかく守備がはまらなくて、CBはほとんど数的不利な状況だったと思います。ベガルタは中2日と日程の厳しさもあり、前半で試合を決めにきたのもあり、フロンターレは受けっぱなし。あれよあれと前半で3失点ですよ…。

 

フロンターレがミラーゲームで勝ち切る時って、1vs1で自信を持って戦う時だと思うんです。自分がボールを持っている時も、相手がボールを持っている時も。いつかの浦和レッズ戦で、当時風間監督だったと思いますが、ミラーゲームで完勝したことがありました。数的同数を恐れずに、果敢に挑んで勝ったのだったと思います。数的優位でないと戦えないなら、フロンターレは最初からミラーゲームなんてやらない方がいいと思いました。まあ、今日はミラーゲームというより、止むに止まれず3バックにしたんだと思いますが。

 

で、後半。ノボリが入って4バックになり、ようやくフロンターレは「いつものところに味方がいる」という感じで、ボールを回せるようになり、そこから2ゴールで決勝進出の可能性を残してくれました。ほっ…。

 

とはならないのが、今日の試合だと思いました。今日感じた2つめです。

「前半なぜ自らの意思で対応しなかったのか?」

 

風間監督から鬼木監督に変わって、この辺の自主性がおろそかになってはいないか?前半、憲剛選手が森谷選手とポジションを入れ替えました。それもベンチの指示だったと思います。そして、あれだけ守備がはまらないにも関わらず、結局前半は3バックをやり続けて、ベガルタにPKまで与えて…。後半からようやくの4バックです。

 

もちろん監督に最終権限があるのはわかるが、あの状況で選手達がやられてる感がなかったとしたら、もう開いた口が塞がらない。まさかそんなことはないでしょう〜。だとしたら、あとはピッチ上の選手による修正の意思がないということです。これは由々しき問題だと思う。

 

ハーフタイムに修正した鬼木監督はさすがですが、今日はさすがに修正が遅すぎて褒められたものではないと思います。また、それに頼りきり(そうとしか思えない)、自ら修正する能力が怪しくなったフロンターレベガルタとはあと2回戦いますが、ベガルタは手ごたえを感じていると思います。だって、後半は日程的にしんどいベガルタの足も止まりだしたし、10人で戦ってたんですよ。その状況での2失点よりも、前半の3得点を評価するでしょう?

 

アウェイゴールを2つ取ったのはすばらしいし、選手も現地に行かれたサポーターも諦めなかったことが呼び込んだ2ゴールなのは間違いないと思います。でも、同時に、数的同数にビビってるように見えることや、的確な指示を出せる鬼木監督に頼り切ってしまっているように感じたことに、ものすごく不安になってしまいました。

 

日曜日はホームで第2戦です。私のネガティヴな考えが、全くの杞憂であることを、フロンターレの選手達が証明してくれる。そう信じるようにします。もちろん、私も諦めてなんかないです!

 

最後に、知念選手!初ゴールおめでとうございます!そして何よりもアウェイゴールありがとう!

全員が溌剌とサッカーするということ(フロンターレvsセレッソ大阪)

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5-1の勝利となりました!

 

セレッソはボールを持てるし走れるチーム。アウェイではフロンターレの惨敗でした。ぶっちゃけあの時のフロンターレはまだまだチームの形ができていなかったと思います。リーグ終盤となり、両チームとも形ができ、両チームともけが人を抱えるという、五分五分の状態での勝負だったと思います。

 

そんな中、フロンターレはいいところをあげるとキリがないという、うれしい試合となりました。全部あげたいけど本当にキリがないし、選ぶと不公平(!?)だから、1つだけ。タイトルの「全員が溌剌とサッカーする」です。

 

大島選手と阿部選手を怪我で欠く中、日頃はベンチのメンバーも先発しました。私が大好きで、出場するといつも期待している森谷選手もです。ただ、森谷選手って抜群にいい時もあれば、全然目立たないときとありますよね?後者だったらフロンターレは苦戦します。いや、森谷選手に限らずそういう選手が1人でもいてはいけないのです。そして今日はまさしく全員が溌剌とサッカーしたと思うのです。

 

5得点の一つ一つはとてもすばらしいものでした。でも、今日は5得点すべてに出場した選手達の溌剌さが関係したと思うのです。「勝ちたい気持ち」とかより、もっと原始的な、単純な、子供のように、全員がサッカーするという気持ち。そういう風に感じました。

 

もちろん、これはセレッソ大阪も自分達のサッカーを表現しようとしたからだと思います。セレッソに攻め込まれる時間も短くはなかった。しかし、フロンターレは守備においても溌剌と、泥臭くやりきりました。かわされても食らいつき、かわされても食らいつき…。そうしている間に他の選手が戻る時間を稼ぎ、相手のミスを誘い…。溌剌とした守備ってこんななんだな、って思いました。

 

デーゲームで首位鹿島アントラーズが負け、フロンターレは勝つと勝ち点差を詰めることができる。逆に難しい試合でしたが、サッカー小僧の原点に帰ったような試合を魅せてくれました!間違いなく、私達のヒーローは等々力にいました!

 

それだけに、余計に1失点は余計でしたが…

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