立ち直るきっかけも掴めず…完敗続きで二連敗(フロンターレvsFC東京)

f:id:cleanfuture_big:20180505190702j:image

多摩川クラシコは0-2で完敗。多摩川の覇権はFC東京のものとなりました・・・。今日はちょっと簡単に、思ったことを。

 

先発を大幅に入れ替えて臨んだフロンターレですが、フレッシュさが感じられる前半だったと思います。これはこれで期待できるな~と思っていたら、セットプレーからあっさり失点。その瞬間はなんだか時が止まったかのような感じだったなぁ。試合の入りは悪くないと思ってみてたけど、あの瞬間はいわゆる「ふわっと」してしまったかのようでした。

 

FC東京は2トップが強くて速い!そしてプレスもかけてくる!でも、いつものフロンターレ、というか去年のフロンターレだったら、それをいなしてボールを保持できたと思うんですよ。前半はいなして、後半は相手が疲れてスペースができてきて・・・今年はそれができないですよね。思えば、ボールを保持して、パスを出し入れして相手を動かし、ギャップを作って、という攻撃がほとんどできていないかもしれないです。

 

そういえば私も今年は「選手の動きがないからフロンターレらしいサッカーができていない」と思っていました。でもそれは違うかもしれません。今年のフロンターレは、選手が動き回らないとサッカーができなくなっているのかもしれません。サッカーでは無駄な動きも大事だと思いますが、今年は本当に無駄でしかない動きをすることで、ようやく相手を強引に外してシュートまで持っていっているのかもしれない。そう思うようになりました。

あの、「ボールの取りどころがわからない」と相手選手に言わしめたフロンターレの技術はどこにいったんだろう?

 

まさに今は、鬼木フロンターレの分岐点なのかもしれないですね。風間監督時代に時間をかけて習得した「止める」「蹴る」「外す」などを再確認するのか?一見後戻りするように見えるけど。または、前線の運動量で相手を強引に外すことを突き詰めるのか?どっちがいいかわからないし、どっちも必要な気もします。

 

ようやく1週間が空きます。心と体と頭をリフレッシュして、立ち上がった姿を楽しみに待っていたいと思います。フロンターレは前進し続けるだろうし、私も一緒に進みたいので…