代表選手ですら目立たなくなるフロンターレ(フロンターレvs清水エスパルス)

f:id:cleanfuture_big:20180520222138j:image

いやもう、今日のフロンターレは素晴らしかったです!選手交代なしでいっちゃうかも?って思ってました。誰がよかったかって、みんなよかったと言っていいでしょうね!そのくらい前後半通じて試合をコントロールしてました。

 

まず今の最適解が阿部選手のワントップ、いわゆるゼロトップだということがわかりました。清水のプレッシャーやブロックが今ひとつだったのを差し引いても、フロンターレのボールがまわるまわる!阿部選手がうまく動いてスペースを作るとそこに憲剛選手が入り、空いたとこに家長選手や大島選手が入り…と、まさしく流動的でした。去年フロンターレが調子を上げた時期も阿部選手のワントップでしたし、今日のサッカーはなんだか懐かしくもありました。そしてこれが出来る時のフロンターレはやっぱり強いですね!

 

いつもなら大島選手が試合をコントロールしてるのがありありとわかるのですが、今日は大島選手が埋もれてました。大島選手の出来が悪いとか、消えてるとかじゃなくて、周りも良かったから大島選手が目立たなかったと思います。

 

大島選手が目立たなかった理由の1人が守田選手だというのは、間違いないと思います。ネット選手とはちょっと違う、もっと気の利いたプレーができる印象。ボール奪取もできるし、囲まれててもパスを受けるのを怖がらない。大卒とはいえまだ1年目ですよね!ここからまだまだ伸びると思うと、嬉しくなります。

 

それから阿部選手!トップに阿部選手がいるとボールがまわると同時に、チームの守備の出だしというか、一歩目が速いと思います。そして確実に相手の攻撃ルートを減らしてくれるから、その後の守備がやりやすそうです。さらにあのトラップからの反転シュート!はい、悠選手はうかうかしてられませんよ〜。

 

そしてBKB憲剛選手ですね!チームで一番走ったのではないか?そして2得点!先制のFKは向かい風を使った落ちるシュート!森谷選手は回転で落とすドライブシュートですが、憲剛選手のは風を計算したクレバーなシュートだと思います。2点目も、相手をよく見てるからこそ後ろからボールを奪い、あっという間にゴールを落としました。Fマリノス扇原選手対して同じようなことやりましたよね。本当にクレバーだと思います。さらにあれだけ守備に走りますからね。37才ですよね!?

 

他にも、ひさしぶりにスタメンだった長谷川選手も良かったし、途中交代で出場した鈴木選手もあわやという場面を作りました。もう一度言うと、日本代表の大島選手が埋もれてしまいました。

 

さて、今日は西城秀樹さん追悼の意味もあった試合。等々力の空はまさしくBlue Sky Blue。憲剛選手が言ってたように、きっと西城秀樹さんも後押ししてくれた。そう思えて仕方ないです。今日の勝利の音楽は、いつもと違い「ヤングマン」でしたし、スタジアムを後にするときに流れてたのは「Blue Sky Blue」でした。その歌詞はまさしく私たちの西城秀樹さんに対する気持ちそのものです。今日は勝てて本当に良かった!そして西城秀樹さん、等々力に来てくれて本当にありがとうございました!

f:id:cleanfuture_big:20180520222054j:image