目指すものがあるなら、この勝利に浮かれることもないはず(フロンターレvsコンサドーレ札幌)

f:id:cleanfuture_big:20180916142034j:image

フロンターレvsコンサドーレ札幌は7-0でフロンターレが快勝しました!いつもの素人の感想を書きたいと思います。

 

まずはみんな思った前半20分までについて…。いやもう札幌のプレスに負けまくるフロンターレ。慌ててパスするせいか考えられないようなパスミスの連続。次々にボールを奪われてはくらうカウンター。あわや失点で肝を冷やすこと何度か…。相手のミスもあってどうにかこうにか無失点で切り抜けました…。

 

このシーン、ソンリョン選手を中心に踏ん張ったのは事実ですが、やっぱりフロンターレはプレスをいなすことができなくなってると思います。2年前ならできていたかも、と思うのです。それは判断がほんの少し遅くなってるのかもしれないですが、やっぱりボールを止まって受けてるんじゃないかと思うのです。ただ、この日はその後に全く違う姿をフロンターレが見せてくれました。

 

苦しい中でも先制したのは大きいですね!家長選手の左足シュートは、きれいに巻いてゴール左上隅を射抜きました。ここからゴールラッシュとなるのですが、勝つための老獪なプレーがたくさん見られました。

まずは球際で負けない。具体的には、札幌以上にガツガツ行くこと。「絶対に勝つ」という強いの札幌は、失点したことから前がかりになってきたのですが、そこで引くのではなく奪いに行ったことです。

次に早い攻撃です。前がかりになった札幌は自陣にスペースができてたと思います。早くボールを運ぶことで、スペースのあるうちに、またはDFが揃いきる前にシュートまでいってたと思います。

 

私はフロンターレが関塚監督でJ1昇格して以降しか知らないのですが、その間だけでもフロンターレのサッカーには変化がありました。ボランチ憲剛選手からジュニーニョ選手ら前線へのスルーパスが冴え渡っていた時期。守備構築から攻撃力が停滞した時期。基本技術を磨きボールを持ち続けることで新しい攻撃力を発揮した時期。そして去年から鬼木監督になり、また新たな段階を目指してるようです。傍から見てると、守備構築から攻撃力が落ちてるようにも見えます。止める・蹴るが疎かになってきてる気もします。でも、どうもそんな私の目に見える範囲ではないところに狙いがあるように感じます。私が気がつく時にはもう完成しきってからなんでしょうね。でもサッカーに詳しい人は勘付いてるんでしょうね。

 

目指すものがあるなら、昨日の結果に浮かれることなく、やろうとしたけどできなかったことがわかってるでしょうし、そこを克服することに力を注ぐでしょう。勝って兜の緒を締めよ。私が言わなくても、選手達はわかってますね。私は出来るだけフロンターレの試合を観戦して、フロンターレの成長と進化に立ち会いたいと思います。