ボール保持は手段の一つにすぎない(フロンターレvs横浜FC)

5−1でフロンターレの圧勝!途中ヒヤヒヤする時間帯が長かったものの、あの手この手で5得点です。これは褒めるべきですよ!

 

それでも釈然としない理由は、横浜FCにボールを持たれ、自陣に押し込まれる時間が長かったから。さらにその時間帯に失点したからですよね。私も同点にされた時はため息つきましたもん。

 

ただ、今シーズンは最大5人まで選手交代できます。だったらそれを使って盤面を一気にひっくり返さなきゃ!

 

CBとバチバチやってたダミアン選手から裏抜け勝負できる悠選手へ、研究されて難しいシチュエーションが多かった長谷川選手から三笘選手へ。これがドンピシャだったのは見ての通りです。ただ、交代前に相手DF陣をかなり疲弊させていたと思うので、交代となった選手達も本当に頑張りました。

 

同じように、狙われ気味だった山根選手から守田選手へ。足元の技術とポジショニングでビルドアップを活性化しました。マークされ続けた僚太選手から北斗選手へ。豊富な運動量と正確なキックはダメ押しゴールを演出しました。いずれも交代前の選手の頑張りがあって、さらに交代出場選手が違いを出してアピールしました。

 

もちろん、結果的に中途半端だった守備は反省しないといけません。横浜FCは自陣内で人数をかけてボールを安全地帯に運んだら、縦に速かったし上手かった。それを織り込んでも、押し込まれる時間が長かったことは、どうしたら良かったのか?検証をお願いします。

 

鬼木監督は「ボール保持は手段の一つすぎない」と言い続けてます。サッカーはレギュレーションの中でゴール数で競うスポーツ。そうして見ると、やっぱり今日の試合はフロンターレにとって良い試合だったと思いますよ!