2-0の完勝と言っていいでしょう！真夏の連戦、フロンターレはクレバーな試合運びで勝ち点３をゲットしました。
ダミアン選手をセンターに置いて、左に三笘選手、そして明確に右に悠選手。去年ダミアン選手と悠選手が並ぶと、どうしてもポジションが被ってしまいうまくいかないことが多かったので、今日はどうだろう？とちょっと心配でしたが、悠選手が右サイドとしてプレーすることで、両者の良さが出たと思います。先制ゴールは左に開き気味の三笘選手から。これも開いていたから良かったのだと思います。その後の悠選手の絶好機では、三笘選手も中に入ってきてしまって自分たちでスペースを消してしまいましたから。
ＤＦはジアゴマテウス選手が初先発。こちらもそつないプレーだったと思います。右サイドの連携という意味ではまだまだかもしれないけど、右サイドに張り付くだけでなく、中に入ってきてパスワークに絡んだりと、フロンターレの選手らしい動きでした。一方、そのためか縦に引き裂いて高精度のクロス、というシーンは数少なかった。フロンターレらしさも大事だけど、それだけではうまくいかないことがあるとき、それを打ち破る武器を持っているのだから、是非次回は見せてほしいですね。
正直、去年と違って大分がビルドアップをスムーズに行えず、ボールを持たせていても怖くないという印象でした。フロンターレとしてはパスコースを切っておけば、大分はＧＫ含めたＤＦでパスを回さざるを得ない。去年みたいにそこから両ウイングに矢のようなパスが出ることもなかった。連戦もあるのかもしれないけど、今日の大分は正直怖くなかったと思います。
それもあってですが、フロンターレもむやみなカウンターを仕掛けることなく、体力を使いすぎないクレバーな試合運び。他会場では前半で５得点のチームがあったので、フロサポとしては我々も！と思いたいのですが、いま必要なのは今日のような戦い方で勝ち点３を取ることだと思います。
中２日の厳しい試合をクリーンシートで勝ち切ったフロンターレ。猛暑の連戦は続きます。相手の戦術を見ながら、自分たちの良さを出し、クレバーに勝ち続けてほしいと思います。
