猛威をふるう町野システム(ザスパクサツ群馬vsギラヴァンツ)

私は横浜に自宅があるのですが、北九州市に単身赴任中です。夏休みで昨日から横浜に帰省しています。帰省利用するのはもちろん、ギラヴァンツ北九州のスポンサーのスターフライヤーです。

 

昨日、砂津からバスで北九州空港に到着したら、黒いポロシャツの集団がいました。あれ、もしかして?と思ったら、アウェイ群馬戦に向かうギラヴァンツの選手達でした!声をかけようかどうしようか…と思いましたが、これから試合なので声掛けられないほうがいいのかな、と思い、声を掛けずにいました。

 

ギラヴァンツの選手達はポロシャツのボタンを一番上まできちんと止めてました。そういうところからちゃんとするように、子供たちのあこがれのJリーガーとしてお手本になるように。そういうことだと思います。

 

さて、そんなこともあったので今日のアウェイ群馬戦にはいつも以上に注目しました。猛暑の中帰省しただけの私がバテバテでしたから、羽田空港から群馬まで移動した選手達はさぞかし疲れたでしょう。案の定というか、立ち上がりからギラヴァンツのプレスは潜られ、先行される苦しい立ち上がりとなってしまいました。

 

ただ、自分達がやるべきことは何か?しっかり整理しなおしたのか、ギラヴァンツはプレスの強度を上げ、最終ラインも強気に上げることでボールを回収し続けると、ここからはいつもの形。左右にDFをずらし、縦パスを入れ、PA内でえぐり…と攻守に躍動しましたね!

 

今日も複数得点で逆転勝利!今やJ2屈指とも言える協力な前線ですが、その中心であることを数字で示し続けてるのが町野選手です。去年J3では万能ねぎFWとして活躍しましたが、今はトップ下としてその才能をさらに伸ばしてます!

 

もともとターゲットとしてボールキープできるので、そこから椿選手や高橋選手がDF裏に走り込むのに合わせてスルーパスを出しチャンスを演出するし、今日のレレ選手へのパスも良かった!レレ選手が、余裕を持ってターンできました(あのターンは良かった!)。惜しくもvs直撃だったレレ選手のヘディングシュートは町野選手のロングスローから。そして高橋選手のターン(あのターンも良かった!)からのシュートのこぼれ球に反応して押し込んだのは、FWとしての能力です!

 

中断中に町野選手は、ボールを受けながらターンする練習などをやったとか。そういうストイックな部分がしっかり花を咲かせてますよね!この序盤戦、ギラヴァンツは「町野システム」が効いているということだと思います。いやぁ、去年から「町野選手すげー」って思ってたけど、ここでさらに進化するとは…。

 

さあ、これでギラヴァンツは4連勝。出来すぎぐらいの戦績です。ここからは今日の群馬のように相手もギラヴァンツ対策をするだろうし、何より連戦となります。でも、今の戦績がフロックでないことを証明してほしいですよね。そのために、しっかり休み、しっかり練習し、そして試合でアグレッシブさを出す。いつでもやるべきことをしっかりやり切る。それがギラヴァンツの「当たり前」です!

 

あと、池元選手の力が必要な時が絶対来るから。チームを救うゴールを待ってます。