DFが日替ヒーローになるときだってあるさ!(フロンターレvs湘南ベルマーレ)

1-0で辛勝!湘南戦はいつも厳しい戦いになります。いや、湘南戦に限らず、Jリーグの戦いはいつだって厳しい。たまたま今シーズンは、コロナで中断だったり特別ルールだったり新人だったり布陣だったり、もちろん対戦相手の状況だったり、いろんな要素が組み合わさってフロンターレが得点を量産する試合が多かった。ただそれだけのことで、これが今後も続くとはだれも思ってないと思います。

 

しかし、横浜FC戦、湘南戦と続けて1点差での勝利となったのは偶然ではないと思います。後半戦に入り、しっかりとフロンターレを研究してきている。それを上回って大量得点するのは簡単ではない。どころか、困難だと思うのです。世の中では、やれ史上最多得点の可能性があるとか、史上最速で優勝決定の可能性があるとか、史上最多勝ち点の可能性があるとか、散々持ち上げてくれてそれはそれでうれしいけど、一方で誰もがそううまくいかないとも思ってる。過去には前半戦で独走しても、後半失速しまくられて優勝を逃した例もたくさんあります。

 

ただ、我々のKGIは優勝。KPIのひとつが3得点以上での勝利です。今回KPIは未達ですが、こういう試合でも勝ち切ることがKGIへ到達する最低限の成果です。逆に言えば、KPIが達成困難であればKPIを見直すべきだと思いますが、まだそんな時期ではない。鬼木監督も試合後に自分達で試合を難しくしていると言ってました。逆に言えば、普通にやればKPI達成できたということだと思います。

 

つらつら書きましたが、こういう試合を勝ち切るのに大事なのは「無失点」ですよね。そういう意味でも谷口選手とジェジエウ選手に相当助けられた試合でした。特にジェジエウ選手が持ち場を離れて相手のプレーを切るのには、冷や冷やしながらも何度も「さすがジェジエウ!」と安堵と感謝しました。日替わりで得点する選手が出ることが「日替ヒーロー」と言われやすいですが、こうしてDF陣の頑張りが今節の「日替ヒーロー」だったと思います。

 

反省点も少なくないですが、ここからまた1週間空きます。しっかりリフレッシュし、ここ2節を整理して、次の連戦を勝ち抜いてほしいと思います。

 

おまけ
・学選手が短い時間でも爪痕を残してます。スタートから学選手でも…
・試合後の山根選手への横断幕には感動しました。DAZNで桑原さんも「ずっと見ていたい」と言ってました。