内容がどうであれ、とにかく勝ち続けるんだ(ギラヴァンツvsレノファ山口)

勝ったーーーーーっ!!!!!やっと勝つことができました。J2残留の可能性をつなぐ勝ち点3です。

 

もうね、中身なんてどうでもいい。そう思うしかないのが現実です。シーズン最終盤になっても、確固たる戦い方はないままです。何が強みなのかわからないチームが、リーグ上位になるわけがない。結局、今の順位は必然だったということです。

 

今日も終始山口のペースでした。ギラヴァンツは全員が必死に戦った。誰か一人でも必死さが緩んだら、やられてしまったでしょう。今シーズンのギラヴァンツは、この必死さと髙橋大悟選手のスキルが、残ったチーム戦術だったのかもしれません。

 

そのくらい髙橋選手には救われてきたけど、それは今日もでした。前半から相手プレスを受けながらも、相手の間を見つけてそこでパスを受けては前線にはたいて、もう一度ゴール前に入っていく。チャンスは髙橋選手のアイデアから始まる。ピッチの中で彼のスキルは頭一つ抜けてたのは明白です。

 

ただ、髙橋選手しかチャンスメイクできないということは、守るのも簡単ということ。主に前線の選手達のスキルとアイデア不足は今日も健在で、そのため得点力不足は相変わらず顕著。今シーズンが苦しくなったのはここに大きな原因があると思います。

 

まあでも、とにかく勝つしかない。それしか戦術がないならそれを突き詰めて繰り返すしかない。言いたいことは山ほどあるけど、いまさらそんなに変わるわけないし。とにかく絶対残留です。

 

この時期、きっと選手達はもう去就画決まってて、モチベーションの統一も難しいでしょう。でも、そこはサポーターが鼓舞することで、試合終了の瞬間まで走る気持ちを持たせられたら、と思います。サポーターにはきっとその力があります。

 

今シーズンの最終節の最後の一秒になっても、応援したいと思います。

ACL、ルヴァンカップで敗退した理由(フロンターレvsサガン鳥栖)

NHKでTV観戦しました。1-3の完敗。惨敗と言っていいでしょう。何が悔しいって、地上波放送されるということは、普段あまりサッカー観戦しない人達が見る可能性がある試合。その試合で、J1を連覇したチームが「こんなチームが優勝するの?Jリーグ弱っ!」って思われること。だから、いくらターンオーバーしたといっても、しっかりした試合をしてほしかった。プレスにあっぷあっぷし、あっさりカットされ、簡単に失点するのがチャンピオンだと思われたくなかった。

 

今節、私はターンオーバーしないんじゃないかと思ってました。なぜなら、この後試合間隔が開くから。これまで固定メンバーを酷使してきたし、それでなんとかやってきたし、じゃあ今節も全力で行くだろうと。でも、ターンオーバーし、そしてあっぷあっぷし、前半で3失点の惨敗です。はっきり言って鬼木監督のマネジメントミスですね。

 

そして、今日の試合がACLとルヴァンカップ敗退の要因だと思うのです。Bチームの底上げが、想定したほど図れなかった。過密日程を強度を落とさないためには、Aチームでいくしかなかった。結果、けが人が続出し、強度は落ち、2つのタイトルで勝ち上がれなかった。「2チーム分のメンバー」というのは、かくも難しいものなんですね。

 

浮かれるのは終わり。日本一のチームは十数人だということはっきりしました。しかもジェジエウ選手が怪我で離脱しそうです。リーグ戦残り3試合は天皇杯獲得に向け、もう一度強度を高めていかなければならない。負けて兜の緒を締めるという、ちょっと情けないけど、私も引き締めます。前回の天皇杯は4チームしか参加しないというボーナスステージでした。今回天皇杯獲得して、本物だということを示して欲しいと思います。

一年間でもっとも勝ち点が多かったチームだ!(フロンターレvs浦和レッズ)

J1リーグ二連覇おめでとうございます!ホーム等々力で優勝を決めることができるなんて・・・。正直、アウェイ鳥栖戦か、アウェイC大阪戦かなぁ、と思ってました。Fマリノスが連敗するとは思っていなくて。

 

それにしても、浦和との戦いはこれで3戦連続引き分けとなりました。これ、偶然じゃないと思います。特に今節は、ぶっちゃけ逃げ切り策が大失敗。浦和はフロンターレが逃げ切りに来た時点で「行ける」と思ったに違いない。だって、ルヴァンカップ第2戦とおんなじなんだもん。

 

私は、車屋選手や山村選手を投入して逃げ切る作戦に対し、最近は疑問を持っていました。なぜなら、この作戦は一方的に殴られることになるから。守備専門のシフトで、前からのプレスが全くなく、ひたすら頑張って防ぐ。そしてルヴァンカップに続き、今節もゴール前混戦から浦和に追いつかれてしまいました。

 

このやり方は、攻撃がそんなに威力がない相手にしか通用しません。もちろん、このやり方もあっていいけど、一方で相手陣地でボールをキープし続けることも必要だと思います。相手によって使い分けるべきです。特に大島選手を投入したのですから、ボールを保持し続けるやり方のほうが適切だったと思います。

 

とはいえ、今年のJ1のレギュレーションにおいて、フロンターレはもっとも勝ち点を稼ぎました!オリンピック前と後で別のチームになってしまいました。オリンピック前は攻撃で圧倒する。オリンピック後は全員が守備をさぼらないことでしぶとく勝つ。リーグ戦は一年間の勝ち点でチャンピオンを決めると最初から決めているので、何ら恥じることのない、誇るべき立派なチャンピオンです!おめでとうございます!ありがとうございます!

 

まだリーグ戦も4試合残っています。ここで負けるようでは「優勝して気が抜けた」と言われるし、ターンオーバーして負けたら「主力だけ」と言われます。最後までしっかり勝ち続けてほしいですね。また、天皇杯も残っています。こっちも絶対に連覇してほしいです!

 

来年のことが気になってくる時期だけど、それはもうちょっと後で考えよう。もうしばらく4回目の優勝の余韻に浸ります。

 

おめでとうございます!

 

 

しっかり勝ち上がったから今日はOK(天皇杯フロンターレvs鹿島アントラーズ)

天皇杯はリーグ戦とはまったく異なる雰囲気ですよね。たとえ等々力開催だとしても、イベントもないしグルメもちょっと少ないし。でも、日本中のサッカーチームの中で1番を決めるという意味では、もしかしたらリーグ優勝よりも重たいのかもしれません。伝統もあるし。

 

ここぞと会社をフレックス退社し、18:00キックオフに余裕を持って等々力に到着しました。あっという間の90分間はフロンターレが3-1で快勝し、次にコマを進めました!天皇杯は何よりも勝ち上がることが目標。よってきっちりと機能の目標は達成です。試合内容としては後半ずっと押し込まれたし、失点もしてしまったけど、勝ち上がったから問題なしです!

 

とはいえ、内容としてはどうだったか。後半は押し込まれっぱなしで、最後の守備固めの交代策にもかかわらずゴールを割られてしまいました。どうしてもダミアン選手が下がった後に守備が弱くなるし、ボールがキープできなくなるのは相変わらず。山村選手や車や選手を投入して、自陣で跳ね返しまくると言っても、ルヴァンカップ浦和戦もダメだったし、昨日も最後に決壊したし。守備固めになっているのかどうか、疑問にすら思います。

 

そもそも守備固めとは、相手が何してもガチガチに跳ね返して、むしろ相手が諦めるようなレベルのものだと思います。だからフロンターレのちょいちょい失点するのは、自陣で跳ね返す作戦のメンバーなだけ。本来なら相手陣地でボールをキープし続けるのがもっともリスクが少ないと思うのです。ダミアン選手や家長選手が下がった後にそれができるメンバーがいない、ということなんでしょうね。

 

一方、押し込まれた原因はフロンターレの守備固めだけじゃなく、鹿島の攻勢もありまして、その中心はやっぱり荒木遼太郎選手ですね!荒木選手が入った途端、等々力のピッチは荒木選手に試合されっぱなしでした。最後にはゴールまで奪われるし。敵ながらあっぱれですが、あのふわふわした微妙な位置取りをロジカルに対応できなかったことは、もう一度分析して反省してほしいと思いました。まあ、それにしても荒木選手は見事だった。だって同じ時間に大島選手もピッチにいたんですよ?それにもかかわらずあの、荒木選手の目立ちようですよ!?

 

最後に、この日一番の凄みを見せたのは脇坂選手だと思います。左足のコントロールショットも素晴らしかったけど、あの旗手選手を微動だにさせずに速いクロスをピンポイントで当て、コースを変えてゴールネットを揺らすなんて…。オリンピック明け、苦しいながらも連勝した最大要因の一人は脇坂選手です。どうしたの?っていうくらいの凄みを感じませんか?また、旗手選手・橘田選手と構成した中盤は、くるくるとポジションを動かしながら、とても楽しそうにすら感じました。この3人+大島選手の中盤は、怪我がなければかなりのレベルでやり続けられると思いました。

 

90分間圧倒する力はないけど、こうしてしぶとく勝つことが大事です。先述した通り、トーナメントは勝ちあがることが第一目標。それをしっかり達成したことは、選手とスタッフ全員がガッチリ団結してるからこそ、と思いました。残された2つのタイトル、両方とも獲得するため、ここからさらに加速して進みましょう!

これでいい。このまましぶとく勝ち続ければいい(フロンターレvs清水エスパルス)

久しぶりにフロンターレの試合を観戦することができる幸せを感じた90分間でした。結果は1-0の勝利!Jリーグ連覇にもう少しで手が届くところに来ました。

 

しっかり休養を挟んだせいか、選手たちの体が軽いように見えました。ホームだし、もちろん複数得点での勝利を期待したけど、そこは長期間の中断明け。フロンターレが準備できたように、清水もしっかりフロンターレの研究をしてきたわけで、そんなに簡単にはいきませんよね。

 

そもそもフロンターレはオリンピック前後で別のチームと思った方がいい。私はそう言ってきました。攻守に圧倒することはあまり期待できず、守備をサボらないで失点を極小化し、少ないチャンスを決めて勝ち点3を獲得する。そういう試合が続いていました。清水戦もウノゼロという結果です。でも、今のフロンターレとしてはこれで問題ないと思います。3得点以上しなくちゃだめだ!なんて煩悩というか欲望というか、そういう視点をいつまでも持つから「なんでもっと点を取れないんだ!」ってなるわけで。彼我の力を考えたらこれでいい。そう思うのです。

 

試合の中で印象に残ったのは旗手選手。強引なプレーを選択するシーンがあって、これはこれでいいと思います。もちろん周囲のサポートを生かしたほうがいいシーンが多いでしょう。でもそれだけだと相手の意表を付けないし、怖くもない。通常だったら味方にパスを出すと思わせておいて、強引に突破してくるとか、出せないと思ったところにパスを出そうとするとか。旗手選手の「やってやる!」感が非常に感じられました。

 

ただ、少ししょい込みすぎなのではないか?とも感じました。イエローカードをもらってしまったシーンもそうですが、全体的に「俺がやらねば」となりすぎなのじゃないか?夏に主力2名が海外移籍し、フロンターレを背負っていく覚悟を語っていたと思いますが、サッカーは1人でやるものじゃない。ピッチの11人、ベンチメンバー、スタッフ、帯同していないメンバー。それら全員でシーズンやトーナメントを戦うものです。旗手選手には一度肩の力を抜いて、あらためて思う存分暴れてやる!という気持ちでやって欲しいですね。

 

あとはやっぱり大島選手の帰還!大島選手の水ユニ着てたのですが、試合開始後寒くてコート着てた私ですが、大島選手の登場とともにコートを脱ぎました!残るシーズン、くれぐれもケガをせず、ここからどんどん調子を上げていってほしいと思います。

 

まだ優勝が決まったわけじゃないし、天皇杯もまだ残ってます。しかし、けが人が戻ってきたことや、橘田選手・旗手選手らが伸び伸びプレーしています。爆発力ではなく、しぶとく勝つこと。2つのタイトルの獲得に向け、私も一緒に突き進みたいと思います。

リーグ終盤のチーム力としてはやばいかも。とにかく残留しよう(ギラヴァンツvs大宮アルディージャ)


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NACK5スタジアムギラヴァンツの応援に行きました。結果は1-3の敗戦…。ミスから失点続き負け。とても悔しいです。

 

ギラヴァンツはとにかくベストな組合せが見つからない。そのせいもあって、リーグ終盤になってもチーム力が上がりません。今日試合では、ようやく戦い方が見つかってきたのかな?と思いましたが、正直、今の時期にトライ&エラーをやっててはいけません。それは開幕前キャンプやシーズン序盤にやること。そう思うくらい、ぶっちゃけチーム力としては見劣りするようになってしまいました。

 

今日最も気になったのは、GKとCBがボール保持した時の不安定さです。大宮は明らかにCBにボールが入るのを狙ってたと思います。猛然とチャージに行き、ミスを誘いボールを奪う。ギラヴァンツのCBとGKは3人でボールを回して、プレスを潜ろうとするけど、すごく危うかった。よい交わしから良いパスといかず、CBとGKの苦し紛れのパスを奪われ、波状的に攻撃される。そんなシーンが目立ちました。

 

ギラヴァンツは、運動量をもって相手の間にポジションを取りながらパスをつなぎたい。そのためにはCBにも正確なボールコントロールが必要。でも、正直今の状況では若干見劣りしてしまいます。河野選手と岡村選手が悪いとは言わないけど、このあたりは村松選手のほうが上手かったかもしれません。ただ、今のふたりにはCBとしての強度がある。頭をフル回転させ、早い判断でボールを捌いてほしいと思います。ここがしっかりしないと、守備からの攻撃に移行できないので。

 

攻撃面では、針谷選手が復調してきてると感じました。よくボールに絡んでたと思います。今日は針谷選手に限らず、みんなアグレッシブさがあったと思います。ボールを迂回させるばかりでなく、縦パスも積極的に使ってました。ようやく今シーズンの攻撃の形ができてきたのかもしれません。ただ、失点が自陣ゴール前で縦パスをカットされてから、あっさり失点、という形だった。安パイに戦えとは言わないけど、やってはいけない場所でやってはいけないミスでした。前述の通り、今はもうトライ&エラー時期じゃないですよ。

 

選手達は気持ちの入ったプレーをしたと思います。後半アディショナルタイムでも、ビジターサポーター席はほとんど席を立つ人はいませんでした。そのくらい、選手達の戦う姿にグッときました。でも、完成度はこの通り。残念ですが、他チームに比べ見劣りするのを認めざるを得ません。それでもなお、J2残留に向け選手達は戦うだろうし、私はそれを応援したいと思います。

 

最後に、佐藤亮選手。ギラヴァンツを勝たせる選手になることを期待しています。

 

チーム作りに時間がかかったまま、リーグ終盤まで来てしまった(ギラヴァンツvs東京ベルディ)

ふぅ~~~・・・。2-2の、悔しい引き分けとなりました。リードしても、逆転しても勝ち切れない。そういう試合が続いています。

 

試合開始直後から圧倒的なポゼッションを許し、まったくサッカーをやらせてもらえなかったギラヴァンツ。後半も後半になってから、ベルディの運動量が落ち、中盤にスペースができると相手ゴール前に迫ることができるようになりました。そこから畳みかけてアディショナルタイムに逆転!でも、一抹の不安を覚えていたサポーターは私だけじゃなかったと思います。残念ですが、その通りになってしまいました。

 

試合の終わらせ方に問題があったのは間違いないと思います。長いアディショナルタイムでしたし、ボールキープに行くのか、さらに攻撃的にいくのか。どちらかというと前者で進めていたと感じましたが、髙橋大悟選手がシュートを選んだことで、相手ボールとなってしまいました。あそこでシュートを選んだということは、シュートコースが見えていたということだし、DAZNで見ててもそう見えました。だから髙橋大悟選手を非難するつもりは全くないです。ただ、問題はチームとしての意思統一だったと思います。

 

思えばこの試合、ギラヴァンツは前の試合とはスタメンを入れ替えてきました。調子のよい選手を選んでいる、といえばそうなのでしょうが、ギラヴァンツについては単にスタメンの固定ができないままここまで来てしまったのだと思います。昨年から大幅な選手の入れ替わりがあったり、チーム内のコロナ感染者発生などの想定していなかったことが起こったりしたのは事実ですがそれにしてもチーム成熟と連携構築に時間がかかりすぎていると思います。意思統一ができていなかったのも、当然だったのかもしれません。

 

ともかくもう残された試合はわずか。1勝でも積み上げてJ2残留を果たしてほしいです。もはやどうしたらいいとか、私には全くわかりませんが、相手よりも走ることと相手を少しずつ上回ろうとすること。もともとこの3年間ギラヴァンツがやろうとしてきたことは完遂してほしいです。その結果、とにかく残留を勝ち取ってほしい。

 

今シーズンも他チームからのレンタル選手が多く在籍しているということは、来シーズンも選手がガラッと入れ替わる可能性があるということ。でもそれは受け入れるしかないし、その中で着実にチームとして力をつけ、選手達から徐々に「ギラヴァンツに所属したい」と思われるようなチームになってほしいと思います。

 

ギラヴァンツがそうなるためのポイントは2つあると思います。1つ目はアイコンとなれる選手。チームを勝たせる選手の存在です。私はそれは佐藤亮選手だと思っています。確かにこの数試合、佐藤亮選手はチームを勝たせることができませんでした。「あれを決めておけば・・・」というシーンがいくつか見られました。でも、佐藤亮選手が必死に練習し、このくやしさを乗り越えるとき、彼はギラヴァンツを勝たせる選手になると信じています。

 

もうひとつはサポーターの存在です。スタジアムで応援するサポーター、街で応援するサポーターがどれだけ選手を後押しできるか。選手たちを自分の不満のはけ口にするのでなく、一緒に戦い、乗り越えることで、チームと一緒にサポーターが成長していけると、ギラヴァンツ北九州は「所属したい」と思われるチームに近づくと思うのです。ぶっちゃけ、ミクスタにはまだまだ行儀のよくないサポーター(観客?)がいます。ギラヴァンツを長く所属したいと思わせるチームにしていきませんか?

 

偉そうに書きましたが、私自身そんなにスタジアムに応援に行ってるわけじゃないし、品行方正なわけじゃない。でも、ルールを守りながら、DAZN観戦含めてこれからもギラヴァンツを応援していきます。とにかく、残留しましょう!