自分達の判断(vs浦和レッズ)

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浦和レッズのコレオ、さすがに45000人入ると迫力ありました。

さて、昨日のレッズ戦、風間監督が「選手が自分達の判断で変えた」旨を言って褒めてました。山本選手のコメントでも、稲本選手のワンボランチの両脇を使われていたので自分が下がって2ボランチ気味にしたと言ってます。

これですよね!これができなきゃ勝てるわけないですよ。だって、相手はきっちりフロンターレをスカウティングして突いてきます。なのに、愚直に自分達のカタチだからとやり通しても、そううまくはいきません。

もちろん、相手のスカウティングを無力化するだけのスキルをつけることは大事です。でもね、毎年入れ替わる選手達で一年間でもっとも勝ち点取ったチームが優勝なんですよ。だったら、スキルはあげながら、状況に応じた戦いをしないと勝ち点は稼げないです。

今日だって、ずっとワンボランチだったら、レッズの2シャドーにやられまくったかもしれません。原口選手の足があと少し伸びたら、前半でやられてましたよ。だけど、状況を察知して自分達で配置を変えた。素晴らしいと思います。

攻撃面もそうです。レッズフロンターレもボールを回したい。でも今日はレッズがボールを回す時間が長かったです。となれば、カウンターで素早く相手ゴール前にボールを運ぶことも必要ですよ。そして何度もカウンターをやってのけました。ただ、最近ボールを回す攻撃に慣れてきたせいか、カウンターで点が取れなさすぎた…。

選手達が主体的に試合中に変えるのは必要だと思います。もちろん、やりたいことをやり通せるだけのスキルを身につけながら。だって、今日みたいな判断がシーズン最初からできてたら、今頃こんな順位じゃなかったかもよ!?あの頃は結構、相手ゴール前でいつまでパス回してるんだよ!なんてことあったし。うまくやってたら今頃「フロンターレは次節勝てば優勝決定」なんて言ってたかもしれない!?まあ、わからないけどね!

遅ればせだけど、いいことだと思いました。