ボランチ(ホームvs名古屋)

憲剛選手がボランチに入ってます。

フォーメーションは試合開始のキックオフ時点のもので、あとは試合展開に応じて選手達で臨機応変に変えて行くもの。だから、4231とか442とかはどうでもいい気がするけど、でも誰がどこに入るかは気になります。

昨シーズンは憲剛選手がトップ下で、大久保選手の近くにいて、大久保選手が相手DFを剥がすのにあわせて足元にパスをおくってたという印象でした。今シーズンはボランチで、さらに広くピッチを見渡しながら試合を組み立ててます。相手DFの裏へ配給するパスも非常に効果的ですね。

ボランチだからといって、後ろから組み立てるだけではないですね。どこかでリスクを冒して前に出ていかないと相手は崩せません。名古屋戦の決勝ゴールは、あの位置からの憲剛選手から大久保選手へのパスですからね。ただ、「リスクを冒して」じゃなかったですね。ボールを奪われずにあそこまで運びきるのに「リスク」がないのが今のフロンターレですね。

もう一人のボランチ、大島選手もすごいです。試合中いつも周りを見てます。サッカー少年少女は見習ってほしいくらい、キョロキョロしてます。常に味方と相手とボールを確認してます。だから、適切な場所に入れるし、相手にとって危険な場所にパスを出せます。

ボランチは他にもいい選手が控えてます。ドラクエの「ガンガンいこうぜ」とか「いのちをだいじに」みたいに、組み合わせでいろいろできそうで楽しみです。