自作自演の等々力劇場はチャンピオンシップに向けて不安を残した(フロンターレvs横浜F・マリノス)

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まずは3-2で勝利したことを喜びましょう!

そしてチャンピオンシップへの出場を決めたことを喜びます!

でも、最後に大きな課題が残ったことは反省するべきです。

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試合開始から90分間はほぼ完璧にフロンターレが試合をコントロールしていたといっていいでしょう。斎藤選手のドリブルなどでヒヤヒヤしたけど、頑張って抑えることができてました。

 

新井選手の負傷交代でスクランブル発進した高木選手は、J1発出場とは思えないほど落ち着いていたように見えました。その様子を見て、私を含めた多くのフロサポは勘違いしたと思います。「今日は勝った」と…。

 

ここにきて、フロンターレは試合のクロージングがハッキリしてないかもしれません。昨日は終盤マリノスが前がかってたため、相手DF周辺に大きなスペースがありました。その状況でボールを持てば、3点目を奪って試合を決定づけるのもありだと思う。でも昨日はピッチの11人がそれを共有してたでしょうか?

 

同じ思いでいてDFがしっかり上がってスペースを消してれば、ミスしてボールを奪われても取り返せたかもしれない。だけど昨日は、FWやMFがボールを持ち上がってもDFはついてきてなく、広大なスペースに取り残されてました。フロンターレマリノスとのカウンター合戦からあっという間に2失点し、試合を振り出しに戻されたのです。

 

もちろん3点目を決め切れればよかった話です。だけど、結果論かもしれないけど、終盤のマリノスの守備の状況を考えたら、無理せずボールを保持し続けるという方がベターだったと思いますし、そう思いながらアディショナルタイムを見てました。

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もちろん3点とってるし、いいところもたくさんありましたよ!自作自演気味とは言え等々力劇場でしたしね!得点はいずれも見事でした!

 

チャンピオンシップは短期決戦です。安全策を取れ!と言うのではないです。その時その試合をどうコントロールして勝つか。残り4節ですが、しっかり醸成してほしいなと思いました。