面白いようにぽこぽこぽこぽこ点を取られて、2-5の惨敗です。いやいや、毎シーズン必ずと言っていいかも。こういう試合をやらかしますね。決して集中力を切らしたというわけじゃないのでしょうが、そう見えたのも事実だと思います。鬼木監督のことですから「今日のことは忘れて、次に切り替えよう!」とは言わないですよね?しっかり分析して、ダメなところはダメと指摘して、対策を講じて欲しいです。
さて、私なりに今日の敗因は何か?何がジュビロ違ったのか?を推測するに、それは「いかに目の前の試合に勝つか」をどれだけ真剣に考えてきたか、ではないかと思います。憶測ですよ?でも、そう感じたのです。
鬼木監督になって、フロンターレは何が変わったかというと、それはスカウティングと対策ではないか、と思うのです。自分達のサッカーをすることに練習を費やすだけでなく、次の試合に勝つための練習を、相手に応じた戦い方をしてきたと思うのです。
それはもちろんジュビロ磐田もそうだと思います。そしてジュビロはネット選手と僚太選手に対してパスを出すスペースを消し、フロンターレ左サイドのノボリ選手を徹底的に削ってきました。今日の試合に勝つことを考えて徹底してきたと思いました。
一方フロンターレは、どっちかというと「キャンプでやったことをやろう」としていたのではないか?5バックでスペースを消すジュビロに対して、ボールは持てるが最後のパスを通せない。スペースがないからシュートもわずかに逸れる。そう見えました。すなわち、名波監督と鬼木監督、両者ともリアリストだと思うのですが、この中断明けは名波監督の方がリアリストだったと思います。
ホームで5失点の惨敗はつらい…。私達がそうなのですから、選手達はなおさらでしょうね。試合後グラウンドを周る選手達はうつむき、前を向いて悔しそうに歩いてました。そんな選手達に私はメインスタンドからタオマフを広げて掲げ、叫びました。「うつむくな!こっちを見ろ!」と。
こういう時こそ顔をあげてサポーターを見てください。私と同じくタオマフを掲げて選手達を激励するサポーターがたくさんいました。是非、選手達はスタンドを見て、サポーターを見てください。あなた達だけが戦ってるんじゃない。私達も一緒に戦ってます。フロンターレの選手達に思いをのせて。一緒にもう一度立ち上がろうよ。そしてまた前進しようよ!
私達はフロンターレ!前へ!前へ!