ロースコアを感じさせない、お互い出し切った戦い(フロンターレvsベガルタ仙台)

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1-0の勝利となりました!猛暑かつ湿度も高い、厳しいコンディションの中、両チームとも出し切ったと思います。この気候且つ両チームが強度と集中力を持った戦いをしたら、こういう展開になるのだと思います。

 

仙台は前半途中までプレスを敢行してきたけど、途中からプレスはそこそこで、しっかりとした守備組織ではめてきましたし、とてもうまくいってたと思います。そこから繰り出すカウンターはかなり脅威でした。一方フロンターレはしっかりボールを動かし保持しながら、仙台の選手を動かしてましたね。でもフロンターレも仙台も、お互いやることができており、そこにあの暑さですから、体力無視の策も採れず、膠着した試合となりました。

 

膠着といってもお互い見合っていたのではありません。猛暑を考慮しながらも、お互い攻撃を繰り出すという、見応えのあるものでした。そんな中、唯一のゴールは仙台のミス絡みとはいうものの、しっかりビルドアップしたフロンターレに僅かながら分があった、ということだと思います。

 

憲剛選手とGKの1vs1を、憲剛選手が冷静に決め切りましたね!まるで悠選手に「1vs1はこう決めるんだよ!」と言わんばかりでした!

 

あと、この試合で気になったのが、悠選手のミドルシュート意識の高さです。去年のベガルタ仙台戦で、0-2から逆転勝利したあの試合。悠選手は2本のミドルシュートで逆転しました。あのイメージがあったんじゃないか?と思います。実際にあと僅かというミドルシュートがありましたし。どこからシュートが撃てるか、イメージできてそうに感じました。

 

今年は本当に猛暑で、フロンターレサポーターからしたら「もっとできるでしょ?」と言いたくなる試合もあります。でも、自分達にとっても相手にとっても過酷な環境の中で、90分間でいかに良いパフォーマンスをし結果を出すか、が大事なんだなと思います。フロンターレはこの夏、良いパフォーマンスと結果を出せてると思います。

 

まだしばらく暑さは続きそうですね。先発陣のコンディションを整えながら、控え選手のさらなる突き上げを促し、タイトルに向けてチャレンジしていってほしいです。