冷静に考えたらまずまずの試合。でもやっぱり悔しい〜(フロンターレvs浦和レッズ)

敢えて試合後の夜じゃなく、一晩経ってから感想を書くことにしました。理由は簡単で、昨日の試合直後だと感情的になりすぎて、悔しさばかりが先に立った感想になるのが明白だったからです。それくらいアディショナルタイムのラストプレーでの失点は悔しいものでしたし、今でもやっぱり悔しいです。ただ、昨夜は

「どうして最後はボールキープで試合を終わらせなかったんだ!」

「最後にトラップミスがなければマイボールで試合を終わらせられたのに…」

「後半の決定機を決められないからこうなるんだ!」

といった感情的な言葉しか出てこなかった。一晩経つといくらか冷静に考えられそうです。

 


というわけで感想です。簡単なもので「やっぱり浦和レッズは強い」というものです。そして今回大槻監督が浦和レッズに短期間で植え込んだ「自信を持つ」というシンプルなことに対し、フロンターレは上回ることができなかった、ということだと思います。つまり、昨日の試合に関しては、フロンターレについて語るより、やっぱり浦和レッズについて語った方が面白いしためになるということです。自虐気味に言えば、フロンターレは自分達にフォーカスした時点で、勝たなければ浦和レッズの引き立て役だった。そして見事に「等々力劇場」「BS劇場」を演じてしまいました。それはなによりも全員が、「相手より走る」「相手よりボールに近づく」「奪われたくない、取り返したい」「負けたくない、勝ちたい」「守備も頑張る」という、サッカーにおいて少年サッカーなどでも共通の基本の心構え、ここにおいてどっちが勝ろうとしていたか、の回答だと思います。

 


私はフロンターレや私を含めたフロンターレサポーターを卑下するつもりではありません。ただ、結果を客観的に見たらこうなってしまいました。事実として2週間受け止めたいと思います。また、最後に追いつかれたことで非常に後味の悪い印象ですが、結果は引き分けだということも認識しなおしておく必要があります。

 


それでも気になるのは、やっぱり試合の閉じ方です。アディショナルタイム、家長選手の鬼キープや、ひたすらボールキープするなどして試合を殺しにかかると思ってたら、やたらとカウンター気味にシュートを打ちにいってました。チーム内の意思疎通の問題なのか、やたらと速攻を促すように聞こえる応援のせいか、「アヴァンテ〜オオカワサキ〜」を歌わなかったから選手達が残り時間を認識できなかったのか?わかりませんが、やはり残念でした。タイトル獲ることができた要因の一つは試合の終わらせ方だと思ってましたので、今シーズンここが元に戻るのはどうかなぁ。

 


あ、やっぱり悔しさが込み上げてきた…