勇敢さを逆手に取る川崎の10番(フロンターレvsジュビロ磐田)

フロンターレはアウェイジュビロ磐田戦を3-1と快勝!アディショナルタイムに失点してもやもやしてしまいましたが、快勝なのは間違いないですね!

 

今日は中盤が脇坂選手、碧選手、僚太選手のトライアングルということで、かなり期待しました。だって、脇坂選手はトップ下で出場した時はボールをリズミカルに動かせるし、碧選手はトゥーロン国際大会で3番目に活躍した選手だし、僚太選手は言わずもがな。でもやっぱり違いを見せたのは僚太選手でしたね。

 

この試合、後がない状態だったジュビロは相当強い気持ちで臨んできました。サッカーはボール支配率ではなく、ゴール数を競うスポーツです。それを体現するかのようにシュートを打ってきました。フロンターレはかなりヒヤヒヤの試合運びを余儀なくされました。

 

でも、ここで違いを生み出したのは僚太選手!出てくるジュビロの選手達をパスやボールキープでいなし、ラインが高ければ高い位置のサイドバックにパスを供給するなど、ジュビロの選手達の勇敢さをうまく利用するかのような試合運びを見せました。

 

狭い局面でもボールを受けて、失わない。自陣で多数の相手にコースを切られても、少しずつずらしては味方へのパスコースを作り、相手の包囲網からボールを抜けださせる。相手がラインを上げれば裏を狙い、ラインを下げればじっくりボールを動かして相手を食いつかせ守備のギャップを作り出す。僚太選手は相変わらず1人別格でしたね。

 

一方、ゴールを奪った脇坂選手は悪くはないけど、どこか物足りず。どうしてそう感じたのか?わからないけど、僚太選手を見てるからかもしれません。また、碧選手はどこか重そうで、ボールを受けても前を向けないシーンがあったし、もっとやれるのでは?と思いました。トゥーロン国際大会では別格だった碧選手ですが、フロンターレでは11分の1ですね。

 

僚太選手が今日の勝利を導いたトオmってますが、トライアングルの残り2人、脇坂選手碧選手ももっともっとできる選手だというのはわかってます。僚太選手を見ながら、早く追い越す存在になって欲しいです!

 

今日はどうしても最後失点が余計で…今シーズンはアディショナルタイムの失点で勝利を引き分けに、引き分けを負けにしてます。もう一度、気持ちを仕切り直して、この悪癖をなくしていって欲しいです。

 

なにはともあれ、勝ち続けることでしか優勝には届かないフロンターレ。しっかりゼンマイを巻き直し、次の天皇杯では日本のトップリーグのチャンピオンらしい戦いを披露してください!