「強み」のないチームは「強み」のあるチームに惨敗して当たり前(フロンターレvs名古屋グランパス)

0-3。いいところなく敗れました。惨敗です。

 

はっきりしたのは、先週の連戦でうまくいかなかったのは、疲れでは答えにならないと思っていましたが、それでも少しは疲れのせいもあると感じていました。でも今日、疲れが要因ではないとはっきりしました。

 

今シーズンのフロンターレの「強み」は何でしょうか?昨シーズンや一昨年じゃないですよ。今シーズン、フロンターレは「ここがすごい!」というのは何でしょう?わかる方、本当に教えてください。

 

とっくに「止める蹴る」は薄まってしまってます。技術が弱い上に運動量もないので「ボールを握り倒す」こともできません。だからこんなに勝てなかった。でも負けなかったのは、ひとえに「個」でなんとかしてきたからだと思います。攻撃も「個」、守備なんてずっと「個」。ときおり見せるコンビネーションでサポーターを沸かしてきましたが、それも年を追うごとに減っているのはみんな気づいているはずです。

 

つまり、今年のフロンターレは典型的な「弱いチーム」になっています。ただ、一人一人の奮闘だけでどうにか勝ち点を積み上げてきたのです。うすうす感じていたのですが、はっきりと言えるようになってしまいました。

 

一方の名古屋は見事でしたね!フロンターレと真っ向から戦い、完膚無きまでに叩きのめしました。今日の名古屋を見て懐かしかったフロンターレサポーターは多かったと思います。フロンターレJリーグ随一の面白いサッカーをしていたのですが、今日、それをやれるのは名古屋だと明確になりました。悔しいけど、認めます。

 

さあ、どうしましょう?こんな体たらくのフロンターレ。サポーターやめますか?

 

もちろん、やめませんよ!ここから何かを起こすかもしれません。こんな時もそんな時も、この目で見届けたいと思います。だって、万年2位、準優勝だったけど、今年こそ!と思って応援してきたんです。そしてそうやって一昨年の優勝にも等々力で立ち会ったんですから!長居での連覇にも立ち会ったんですから!

 

とはいえ、いいとは言えないフロンターレ。「強み」を真剣に思い出して欲しい。もしないなら作って欲しい。切実に思います。