ダミアンと悠の共存(フロンターレvs浦和レッズ)

5-0の快勝!ですが、前半と後半でまるで違う展開でしたね。


前半はむしろ浦和の方がいいリズムでした。 フロンターレがゴールを許すのは時間の問題・・・ とすら思ってました。 ところが前半終了あと少しのところで悠選手の先制ゴール! これで楽になる・・・とも思えない前半でした。


ところが。ハーフタイムに一体何があったのでしょう? 浦和の選手たちに前半の動きがないっ! あれだけフロンターレの選手の間間で受けてたのが、 後半になるとピタリと足が止まってる。 一方フロンターレはハーフタイムの鬼木監督の檄のせいか、 急に動き始めてるし。動かなければ選手は練習のコーン( パイロン)みたいなもの。いくらでも置き去りにできますし、 そんな後半立ち上がりの連続得点でした。


さて、この試合で私が印象に残ったのは悠選手です。 ダミアン選手と一緒の出場は久しぶり。 右サイドハーフとのことですが、 中へ中へと入ってしまう悠選手はどうしてもゴール前でダミアン選 手と被ることが多い。 1つのクロスに対しても2人が同じ場所に飛び込む。 そんな印象でした。 ところが今回は悠選手は右サイドとしてしっかりプレーしてたし、 さらには2得点! それも2点目はダミアン選手が右からヘッドで折り返したのを押し 込むというものでした。
2点目は右サイドじゃないじゃん!ってなりそうだけど、 大事なのはダミアン選手と悠選手がかぶらないこと。 ダミアン選手が右に流れたら悠選手は中に入る。 そうすることで相手はフロンターレの前線をサイドに追いやること ができないし、 クロスを入れたらどちらかが反応することができる。 2人の共存を見ることができたのはとてもうれしいです。
もちろん、 家長選手のように右サイドで時間を作るということまではできなく て、右も左も早い攻撃に終始した感はありますが、 この形で結果が出たのは良かったと思います。


みんなの頑張りで開幕から続いた連戦を無敗で乗り切ることができ ました。一旦代表ウィークを挟みます。 フロンターレからはフル代表に山根選手と脇坂選手(追加招集)、 U-24には三笘選手、旗手選手、碧選手が招集されました。 連戦でしんどいでしょうが、くれぐれもケガをせず、 代表の良い部分(だけ) を吸収してフロンターレに帰ってきてください。 久しぶりに代表選が楽しみです。