一緒に乗り越えていくことを私は選択する(ギラヴァンツvsファジアーノ岡山)

DAZNで観戦しましたが、0-1。1点差ですが、ほぼいい所なしの完敗と言っていいと思います。

 

昨年までのメンバーが大幅に変わって、もう一度ゼロから作り直している今季。小林監督就任時はJ3だったし、今はJ2。チーム作りの環境も異なっています。2年前はすぐに「勝利」そして「優勝」という結果が出ました。(もちろんそれができるメンバーでもあった。)

 

J2で同じようにいくとは思いませんが、気になるのは2年前強さのベースになった部分が失われていないか?ということです。それは、90分間走る、ということだったと思います。シーズン前からしっかり走ることを身体に叩き込んで、そこからアグレッシブなプレス、ボールを持ったときにいち早くいいポジションを取り、しっかりボールをつなぎ、また相手の裏を狙い、果敢に相手ゴールに迫る。私はギラヴァンツが目指すのはそういうサッカーだと思ってたし、それができつつあったと思います。

 

ところが今シーズンはプレスもはまらないし、ボールを持っても動き出し、ポジション取りが遅い。そしてパスコースが消され、苦し紛れのパスがインターセプトされたり、イチかバチかのロングボール。そういうシーンが多いと思う。それは、まず相手より動けていないのではないか?

 

私の想像なので、合ってるかわかりませんが、今日の試合も相手のプレスに屈する姿は、やはり相手の方が動いているからだと思いました。

 

ただ、だからといって進む方向がブレて欲しくないです。シーズン前にJ1昇格を目標に掲げたとは言え、今のチーム状況ではそれは厳しい。でも、小林監督のギラヴァンツ北九州は長期計画のはず。しっかり基礎を作り直して、ここから再浮上を図って欲しいと思います。あくまでも「ここ」が最低地点です。それは絶対にお願いします。

 

苦しいシーズンになるのは想像してた方も多いと思います。私もそうでした。でも、過去2シーズンで、勝つことに馴れたサポーターも多いようだし、私もそうだったようです。ギラヴァンツはまだ若いチーム。このような苦労はこれからもあるでしょう。私は、苦労を一緒に乗り越えていくことを選択します。

 

これから何度でも、ギラヴァンツ歓喜を一緒に見続けたいと思います。