賞味期限切れのチームを生き返らせるのは監督だと思う(フロンターレvs湘南ベルマーレ)

神戸戦では「たまたま」と書きました。

鳥栖戦ではブログ書き忘れてましたが、「引き分け御の字」とツイートしました。

そして湘南戦。ご存じの通りホームで惨敗を喫してしまいました。

 

これもずっと言ってることですが、フロンターレは攻撃で相手を圧倒するチームではありません。全員が守備をサボらず、少ないチャンスを決め切って勝つというのが今のスタイルです。2点取られても3点取ればいい!とか、圧倒的なスキルでボールを保持しまくる!とか、3点以上取って攻守に圧倒する!とかは、もう過去の話です。そこをはき違えてはいけません。

 

また、今のやり方(4-3-3)に変えて3年目。1年目・2年目と強化を図ってきて、3年目の今年もそのつもりだったのでしょう。しかしサッカーは相手があるスポーツ。相対的に成長しなければ、相対的に弱くなっていきます。まるで2017から2019にかけて、4-2-3-1で成長してきたけど、2019にマリノスにぶっ壊されたときと同じことが、今起ころうとしています。

 

どうせ壊すなら、他人に壊されるのではなく自分で壊す。これはまさしくイノベーションにつながることだと思います。残念ですが、オフの補強は過去2年間の延長線上にすぎませんでした。

 

ではどうするのか?監督の手腕の見せ所ですね。というのは、過去も今と似たような状況は何度かあって、鬼木監督はそこで見事なチームマネジメント力を発揮してきました。チームの進むべき方向性をグググッと修正し、そっちに向かわせることができる監督だと思います。幸いにも、この体たらくにもかかわらずフロンターレが2位にいるように、今シーズンのJ1はどこも抜きんでた力を持っていません。次の京都戦、そして天皇杯2回戦で向かうべき方向を見せつけてほしいと思います。

 

逆に今これができなければ、今シーズンは終了したも同じだと思います。今まででいい、これを徹底すればいい、ではないことは、今シーズンの戦いぶりを見たら明白です。監督の奮起を期待します。

 

なお、DAZNで見たという他サポの知人曰く、フロンターレ惨敗の理由は明白、CBのラインコントロールがひどすぎる、プロの技じゃない、谷口の上手さはそこにあった、とのことでした。見返すと、確かにそうですね・・・。フロサポじゃない人の意見も貴重だなと思いました。