できないから負けで終わらせず、走るとかすりゃいいのに(ギラヴァンツvsYSCC横浜)


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夏季休暇に三ッ沢で試合をするというので、横浜住まいの私、もちろん現地参戦しました。三ッ沢はミクスタのように最新鋭ではないけど、サッカー観戦するのにとても気持ちがいいスタジアム。キックオフ17:00ということで、試合開始時は暑かったけど、試合終了時は日も暮れ、風が心地よく感じました。

メインスタンドもほとんどゴール裏と同じ料金だったので、普段ゴール裏で観戦する人もメインスタンドから観戦してたと思います。アウェイ側のメインスタンドも結構人が多かったです。ギラヴァンツのユニを着てる人、タオマフやグッズを持ってる人。私もそうですが、こうして北九州のチームが試合で来る時に、北九州市出身のアイデンティティみたいなものを感じる人がたくさんいるんだろうな、って思います。

 

この試合、私は知人2人を誘っての観戦。2人とも他チームのサポーターで、普段ギラヴァンツを見ていない。私は「中華街でごはん食べて三ッ沢行こうぜ!」と、抱き合わせ販売のような誘い方をしたのは秘密。でも、サッカー好きだから2つ返事で了解してくれました。

中華街で遅めのお昼を食べながら、私なりに今日の試合のポイントを解説。去年からガラリとメンバーが変わったこと、J1からのレンタル組が中心になっていること、髙澤選手・針ヶ谷選手がケガで離脱中、7番の佐藤亮はすごいんだよ!などなど食い気味に。ボールをつなぎたいけどスキル不足などで、チャンスはカウンターからになっている、とも正直に言いました。今思えば、ここまでは楽しかった・・・。

 

そして試合観戦。内容・結果はご存じの通りです。後半アディショナルタイムの失点での負けも悔しいのですが、やはり全体的にYSCCペースだったこと、チャンス数が少なかったこと、数少ないチャンスの中の超決定機を決められなかったこと。こうして並べると、これで勝つのは難しいよね、と思います。これについては、一緒に観戦した2人もそう感じていたようで、次のような感想を言われました。耳が痛いけど、いくつか書きます。

 

「できないならできないなりに走るとかすりゃいいのに、それもしない」。3年前に小林前監督が着任して最初に強化着手した部分ですよね。あの時は(夏に前線を補強したのこあり)それなりにスキルのあるメンバーに、さらに走ることを植え付けた。そうして後半、相手がバテてもギラヴァンツはまだ走ることができた。しかしながら今のチームは、ボールをつなぐサッカーを志向してそうだけど、そのスキルが足りない。なのに走らない。それでは勝てるわけないよね、ということです。楽して勝とうとしているのではないか、とも見えたそうです。

 

「あそこで前向かないと、前線に配給できないよね」。YSCCの前線2人の間でボランチが受けたときのコメントです。相手選手間といっても、2人からの距離はそこそこあって、ターンする時間もある。なのにどうしてまたCBに返すの?ボランチのスキル不足は私も常々同感で、スカスカのスペースで受けた時しか前を向けないのなら、ボールを握るサッカーはできないですよね。

 

「FWの得意なプレーは何?」これも重大な問題ですね。ヘディングが強いのか、足下で受けたいのか、裏抜けなのか、DF背負ってのポストプレーなのか。

すみません、私もわかりません!だってギラヴァンツの得点が少なすぎて。FW特異なプレーから逆算して、いい形でFWに渡すのが正攻法なのでしょうが。

余計なお世話だよ!とも思うのですが、いずれも他サポが現地で見た感想として受け入れざるを得ない。他にも言われたけど、もう忘れました。なお、これらのコメントは上位カテゴリーのチームだったらこうする、といった目線ではなく、今目の前で行われている試合と選手で、この状況でそんなこと???という視点です。決して上から目線ではないです。

 

正直、勝てないにしてももっといい試合をしてほしかったな~。私がギラヴァンツの強化のために何ができるのか、今シーズン3試合しか観戦しに行ってないし、できることはグッズを買うことくらいかな。どうしたらいいんだろう・・・。試合後つぶやいた「私が現地行くから負けるのかな・・・」って、本当に思ってしまいます。

でも、次はミクスタでギラフェスがあります!ホームにギラサポが大挙して集まって、勝利の後押しをする。選手もいつも以上に発奮し、スタジアムが歓喜で包まれることを期待します。何卒、何卒、伸びしろだらけの選手達の後押しを、よろしくお願いします!