ボルクは勇敢に前に進み続けた(ボルクバレット北九州vs名古屋オーシャンズ)

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ボルクバレット北九州がフットサル選手権でベスト8に進出し、準々決勝が東京の駒沢オリンピック公園で行われるとのことで、お仕事を中抜けして応援に行きました。中抜けと言ってもサボりではなく、れっきとした時間休暇を取得してですよ〜。

 

フロンターレサポーターの私は、黄色や赤の服を持っていません。唯一持っているのは、北九州市に単身赴任中にギラヴァンツのギラフェスでもらったコンフィットシャツと、ボルクの試合観戦したときにもらったTシャツです。今日もお仕事スーツはフロンターレオフィシャルスーツ。でもボルクバレットの応援だから、ネクタイは赤(ワイン)にしました。勤務先を出発し会場に到着、唯一持ってる赤いボルクのTシャツを着て観戦開始!

 

選手達はもちろん、私も勝つ気まんまん。だって、リーグチャンピオンといえどもトーナメントの一発勝負は難しいもの。フロンターレリーグチャンピオンの時に天皇杯ルヴァンカップでは何度も苦渋をなめてきました。名古屋は格上かもしれませんが、それでもわからないのがトーナメントです!

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しかしながら試合はご存知の通り1-6で敗退となりました。

 

試合を通じて名古屋の強さが際立っていたと思います。守備ではボールをコントロールするスペースすら与えない。攻撃では相手がいるはずのない位置にボールを出され、そこに相手選手がしっかりいる、ボールも速く大きく動かし、守備につくボルクの選手を混乱させる。技術、スピードそして強度ともわずかずつですが名古屋のほうが上でした。でも、そんなわずかの差がかけ合わさった結果が、これだけの得点差になるんですね。

 

ボルクもいいところを魅せてくれたと思います。守備ではGK含め最後までしっかりゴール前で身体を張り、攻撃では何度も相手ゴールをおびやかしました。何よりも最後まで勇敢に攻めることを選択し続けました。前がかりな攻撃の裏を取られ、失点を重ねても、前へ前へと人数をかけ続けました。もしかしたら前半を引き分けで折り返していたら、後半は守備に重点を置きロースコアの展開を狙っていたかもしれません。でも現実に負けてたし、彼らはリスクを負って逆転を目指した。その姿に悲壮感は全くなく、私が期待する勇敢なボルクバレットの選手達そのものでした。

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これで今シーズンのボルクの冒険は終わりました。私が観戦した町田、横浜、立川、すみだとのアウェイ4戦と今日の試合は全て負け(私が疫病神なのか?)。これだけしか観戦してないし、選手達の名前もようやく覚えたかどうか…という低レベルの私ですが、それでも今日の試合後に選手達が挨拶に来たときには、このメンバーの最後の試合だったことに泣きそう。なんだかんだで思い入れがあったんだなぁ。

 

勝利を見ることができなかったのも悔しいけど、アウェイばかり観戦したので赤いユニで戦う姿を見ていないのも心残り。だから来シーズンもできるだけ応援に行こうと思います。ホームアリーナで戦う姿も観たいです。とにかく目の前の勝利を喜びたい!

 

来シーズンのボルクバレットの冒険にもついていき、疫病神を振り落としたいと思います。ボルクバレット北九州の選手達、スタッフ達、現地でお会いしたサポーターの皆さん。本当にありがとうございました!
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