自分の過去のツイートやブログから推察するに、2020年10月のホーム戦以来となるボルクのホームでの応援!この日に向け色々と画策してきたのですが、いざ実現となったら台風!?風の影響は小さいながらも大雨の平日ナイトゲームとなりました。
ホームの記憶は4年前ということで曖昧でして、今回も悪天候の平日だし、果たして観客は来るのかな?と勝手に心配してたけど、どんどん埋まっていくスタンドを見て、あぁボルクは着実に北九州に根付いているんだなぁ〜と感慨深くなりました。
私は首都圏アウェイしか行けないので、いつも10人位の応援席で精一杯声を出してきました。しかし相手ホームサポーターは多いし声量もあるので、どうしても私達の声が選手達に届かなくてもどかしくて。いつも相手チームを少し羨ましく思ったりしたけど、今回ボルクもしっかりホームの圧を感じさせていて、うんやっぱりホームだね!そしてその一員になったのが嬉しかったです。
さて試合ですが、今シーズンホーム未勝利のボルクは、現在最下位の仙台相手になんとしても勝ち点3が欲しいところ。一方仙台もシーズン未勝利とはいえ、まだ半分しか過ぎておらずF1残留にボルクとの6ポイントマッチで是が非でも勝利し残留を果たしたい。お互いの意地をぶつけ合った好ゲームだったと思います。
立ち上がりはボルクのペース。チーム名称に「バレット(弾丸)」がついている理由を知らしめるような前からのプレスが、仙台にボールを運ばせません。逆にボルクは奪ったボールを左右に大きく振りながら仙台ゴールに近づき、イザケ選手と浦上選手のゴールで2点リードしました。
ただ、前半の途中から仙台の戦術が変化。遠目の位置からミドルシュートを狙うシーンが増えました。結果的にこれがこの試合の結果を決めたと思います。威力あるミドルシュートをゴレイロがキャッチすることは少なく、弾いてセットプレーを得ることに繋がりやすいと思います。
前半セットプレーで失点し2-1で折り返したボルクは後半、松川選手の見事な自陣からのドリブル&切り返して相手を滑らせてのゴールで突き放し!ホーム初勝利に近づいた、と思ったのですが、上述した仙台のミドルシュートで詰め寄られ、試合終了近くにPKで失点し同点。その後も仙台の攻撃を凌ぐ時間が長く、ホームサポーターからするとフラストレーションが溜まる展開での引き分けとなりました。
この試合で気になったのは、相手の流れを引き戻せなかったことです。特に守備面において、ハーフタイムにどのような指示や修正があったのか気になります。突き放したところまでは良かったけど、やっぱり2失点目の流れは前半途中からあったので。
では、この試合での気になった選手の発表!順当にゴールした3人を選出です。
イザケ選手。今シーズン初ゴールが古巣仙台戦とは、縁を感じますね。パワーを感じさせるプレー、試合中に感情を剥き出しにする姿。怪我から復帰後、どんどん調子を上げています。ここから連続ゴール、そして背番号の15ゴール必達でお願いします!
浦上選手。パワープレーではスルスルっと相手ゴール前に入り込むのが上手いのですが、ゴールシーンはPPじゃないけど同じようなシーンでした。相手が気づいててもついてこれない微妙で絶妙な動き。しっかりボールを身体に当ててゴールする嗅覚。攻守にベテランの魅力を堪能させてくれました!
松川選手はこの試合のMVPだと思います。私は川崎フロンターレのサポーターでもありまして、3点目のプレーは三笘選手が等々力でのマリノス戦で魅せた自陣からのドリブルを彷彿とさせました。(あのときはマリノスのチアゴ・マルチンス選手をひっくり返してラストパス。)あれがなかったら負けてたかもしれないと思うと、プレーそしてゴールの価値は素晴らしいものだと思います!
とは言え結果は引き分け。最下位との勝点差が詰まらなかったことを良しとするしかないですね。
当たり前ですが、もう1点取れていたら…、もしくはあと1点防いでたら…。タラレバ言っても仕方ないというけど、タラレバこそが反省し改善すべき点でもあります。如何にゴールを増やすか?如何に失点を減らすか?リーグ後半戦、そういう視点でボルクに注目していきます。
最後に試合以外について。
試合後、選手達が場内一周するのも初めて見ました。たくさんのサポーターが選手とコミュニケーション取ってて、ボルクは愛されてるなと思いました。(私はちょっと遠慮)
あと、密かに楽しみにしてた会場でのグッズ販売。これは私の期待とは全く違ってました。Tシャツとかタオマフを購入する気満々だったのですが販売してなかったです。「推しグッズ」的な商品が多いのを見ると、ボルクのマーケティングは若い世代、特に女性なのかな?おじさんはターゲット外?まあ、それでもフットボール観戦が好きだしボルクが好きだから、応援するけどね。