昨夜思ったこと

5年前、脳梗塞になった。
朝起きたら、何となく調子悪い。風邪かな?と思いしばらく横になってたが、起き出して洗面所で顔を洗った時、「ん?」と思った。
何となく、顔の左半分に違和感がある。
妻に言うと、体の片側だけに違和感あるのは脳に異常がある可能性あると。すぐに脳外科受診しろと。
言われるまましぶしぶ受診し、MRI撮影した結果は「即入院」。生まれて初めての入院だった。
幸い梗塞部も小さく、2週間の点滴治療を受けたのみだった。だが、死んだ脳細胞は生き返らない。車の運転も主治医に止められたため、それまでの営業から配置転換になった。
初の入院、それも脳梗塞での入院に、仕事同僚への申し訳なさ、お客様への迷惑に対する申し訳なさ、家族への申し訳なさ、そして産んでくれ今も福岡に暮らす両親への申し訳なさで、一人で何度も泣いた。
病室から等々力競技場の照明が見えた。入院したのは「日医大武蔵小杉病院」だった。入院中にはホームゲームもあり、照明が煌々とついていた。窓を開けられなかったし、軽いとはいえ病気が病気だから病棟から出ることを禁止されていたため、歓声や声援は聞こえなかったが、等々力で繰り広げられていることを想像していた。

昨夜そんなことを思い出しました。今フロンターレと一緒にいることが辛いです。でも、行きたくても行けなかったあの頃も辛かった。
そして、あらためて思い直しました。次から全部勝とう!現実的にあり得ないと嘲笑されるでしょう。でも、信じて声援を送ろう。
今もまだ左半身に違和感あります。階段降りるときに転びそうになったりします。でも、行けるだけ等々力に行って声援送ります。(正直、ハーフタイムの等々力の階段は混雑して怖い。)とても声援送れないような情けないゲームでブーイングしたくても、そんな時は選手と一緒にグッと悔しさを心に噛み締めます。

頑張れ!フロンターレ!