
7/31(金)Fリーグ中断前の試合。ボルクバレット北九州はアウェーでペスカドーラ町田と対戦。ここまで7試合負けなし・3連勝中と好調のボルクは、その勢いをもって強豪町田に挑みましたが、自ら試合の流れを手放す内容となり、2-4の完敗となりました。簡単に感想を残しておきます。
町田は選手の個の力や組織力はもちろんなのですが、私としてはFリーグ随一のスピードを警戒していました。プレースピード全般速いのですが、具体的にはパススピード、ランニング、攻守の切り替えそしてリスタートです。これらに関しては試合を通して、やはり町田はボルクの一枚上でしたし、試合を決めるポイントになっていたと思います。リスタートなんて本当に早くて、ボルクの選手がのんびりしている(ように見える)間にもう始まってて慌てる・・・みたいなシーンは何度もありました。これ、ボルクは反省ですよ。
試合は押し込まれながらもボルクが先制、そして追加点と、アウェイを戦うチームとしては最高の流れでした。町田がボールを保持する時間は長いものの、奪ってカウンターが機能していましたね。ただ、なにせボルクはミスが多かったと思います。1失点目は相手のプレスを回避できずボールを蹴りだそうとしたところ、相手に当たってゴールに入ったものでしたし、3失点目は自陣ゴール前でファールし、相手に与えたFKから決められました。4失点目は相手ピヴォが上手かったのですが、ボルクの選手が挟み込んでいたと思います。自分達のプレースピードや判断が高ければ防ぐことはできたはずですし、自分達のペースに持ち込むチャンスをミスで失ってしまう、そういうところに上位陣との大きな差を感じました。

失点シーンについて私の考えを簡単に記します。自分達のミスからではありますが、それを誘発したのが町田のスピードだったのは間違いないと思います。1失点目は速いプレスからでしたし、3失点目も完全に抜けられてしまい、相手を引っ張ったもので与えたFKから。そして2失点目はまさに相手選手のスピードにサイドをぶっちぎられてしまいました。町田の選手達は本当に上手かったし、なにより速かったです。
また、守備ではボルクのボールホルダーに対するプレスも厳しかったです。特に宮崎選手と田村選手のところ。ボルクはゴレイロを組み合わせ5vs4で相手を押し込む形を多用します。(もちろん4vs4で押し込むことができればそれがよいのですが、相手との力量差で5vs4多用は致し方ないと思います。)ここで町田は宮崎選手にプレスを掛けながら、ボルクから見て左方向へ誘導し、田村選手との距離を小さくしていった、もしくは宮崎選手と田村選手の距離が近くなることを把握していたのではないかと思います。1失点目もこの形になっていましたし、そうやってボールの逃がしどころをなくしていたように感じました。
この試合で町田は連勝中のボルクのウィークポイントを見事に突き、顕在化させました。これに対しボルクは成す術なく後半特に失速してしまいました。幸いにもこれから中断期間を挟みます。ほぼ前半戦が終わり、各チームは今年のボルクの特徴を把握しているので、前半戦のような好調さを維持するにはさらなる積み上げが必要です。見えた課題をしっかり克服してほしいと思います。

では、この試合の印象に残った選手です。ゴールした2人にしました。
林田フェリペ選手!見事なカウンターから、身体ごと飛び込んで合わせたような先制ゴールでした!今シーズンの好調ぶりは本当に頼もしい。攻守にアジリティとスピードを発揮する様は、町田のスピードに負けていませんでした。もっともっとゴールして、何度でもバック宙を披露してください。
村山選手!村山選手があそこまで上がっていけるときは、チームの調子が良い時だと思います。今回負けてはしまいましたが、村山選手のゴールが生まれたことはチームとして前進していることを感じさせてくれました。もちろん守備ではいつもながらの安定ぶり。ゴールの後の投げキッス?は誰にだったのだろう?
最後に、ちょっと苦言を。この日に行われたFリーグはボルクvs町田のみでした。平日夜にもかかわらず現地には1300人以上入りましたし、多くのFリーグファンがFリーグTVを視聴していたと思います。しかし、残念ですがそれに見合った試合かというとそうではなかったと思います。良く言えば強度が高い、悪く言えば荒い試合となってしまいました。試合も選手が痛んで頻繁に止まり、19時キックオフでしたが試合終了は21時を過ぎていました。私としてはぶっちゃけ観戦をおすすめてきるような試合ではなかったと思います。誰かのせいとか、そういうことを言いたいのではないです。Fリーグは競技ですから、バチバチになるのは理解できるけど、果たしてこの試合のような強度、悪く言えば乱暴さは必要だったのか?選手・審判そしてファンも含め、みんなが考えさせられるものでした。クリーンで、でもバチバチで、そしてスキルフルで・・・。私ができる事なんてありませんが、そんなFリーグになりたいと思います。






















