収穫有り!やっぱりフロンターレはワクワクさせてくれる(フジフィルムスーパーカップ フロンターレvsヴィッセル神戸)

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直前まで現地参戦せずTV観戦のつもりでした。濃くお律競技場は球技専用スタジアムじゃないし、2月だから寒いし。さらにDAZN値上げが発表されて、今年はDAZN解約し、等々力に行けるときだけ行って観戦しようかと真剣に考えていました。ところがACLアウェイ山東戦をDAZN観戦し、「やっぱりフロンターレ!」という気持ちがムクムクと大きくなって…。「推しは推せるときに推せ」との格言を思い出し、私もこうして現地に行くことができるうちはできるだけ現地に行こう!と思い、チケットを取った次第です。

 

そして結果はというと、1-0で勝利!見事フジフィルムスーパーカップを勝ち取りました!現地観戦するワクワク感だけでなく、結果まで残してくれて、あ~本当に行って良かった~~~、と思いました。f:id:cleanfuture_big:20240219175620j:image


さて、試合について簡単に残しておきます。

直近のACLからスタメン全員入れ替えには、ちょっと驚きました。鬼木監督がやったことないのでは?これまではどんな過密日程でも、ここは外せない、というポジションは過密日程承知でメンバーチェンジしてなかったと思います。ところがこの試合は全員入れ替え。言い方は悪いけど、ACLに全振りしたと思われても仕方がないと思いました。しかしながら、当人達は当たり前ですがそんなこと思ってないですよね。カップ戦でスタメンというシチュエーションに皆「やってやる!」と燃えたのではないでしょうか?そしてその気持ちはそのまま「目の前の相手に負けないこと」「きつくても走ること」といった基本を徹底的に遂行することに表現されたと思います。

 

試合内容について詳細は書きませんが、概ね神戸の流れでした。相手から押し込まれる時間の方が長かったのですが、それでもDF陣中心に守備の意識は落ちませんでした。特にFWのゴミス選手と山田新選手は献身的にプレスバックしたり自陣に戻ったりと、相当な運動量だったと思います。CBの丸山選手と高井選手も声を掛け合いながら守備位置を修正したり、マークにつくべき相手選手を確認したりで、怖い怖い神戸攻撃陣を完封することができました。逆に押し込むシーンは少なかったのですが、FKからのこぼれ球をファンウェルメスケルケン際選手がうまく押し込んで先制!流れを呼び寄せるまではいきませんでしたが、より攻撃的にならざるを得ない神戸に対し、マルシーニョ選手を投入してカウンターをちらつかせるなど、試合運びとしては上々だったと思います。

 

こうしてBチームとも言われる立ち位置のメンバーだったのですが、しっかりと神戸に勝利し、ほぼ全員がファーストチョイス候補に名乗りを上げたのですから、鬼木監督もうれしい悩みでしょう!ボールを動かすという点では、例えば脇坂選手の不在を感じるシーンもありました。でもACLはもちろん、近年のJリーグも強度とスピードが重視されており、むしろACLを戦ったメンバーよりもスーパーカップのメンバーの方が上手くいくのではないか?とすら感じました。もちろん、そうはならない連携の拙さもあったし守備の危うい部分もあったので、ACLはあのメンバーとなったのでしょうが。

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何を言っているのが自分でもわからなくなったので、とくに印象に残った選手について書いて終わりにします。


まずはFWバフェティンビ・ゴミス選手。残念ながらフロンターレ加入後初ゴールはお預けでしたが、ポストプレーの上手さが光っていましたね。ゴミス選手の半径10m以内に落としとけば、抜群の感覚でいち早く落下地点に入り、巧みにトラップしコントロールします。DF陣からすると、すごくやりやすい。だってアバウトなボールでもいいんだもん(失礼!)。決定機でGK正面を突いてしまったシュートも、とっさにしっかりミートさせるテクニックと言うか嗅覚と言うか、すごかったです。前述した通り守備面でも貢献してくれましたし、早くゴールを見たいですね!

 

次にGK上福元選手。久しぶりの出場だったと思います。押し込まれる展開の中で、何度もスーパーなセーブを魅せましたが、何と言っても大迫選手の決定機を見事な判断と出足で、読み通りに止めたのには感嘆しました。神戸が左サイドでボールを運び、大迫選手が中央に走り込んできて(この時フロンターレのCBは大迫選手に前に入られていたと思う)、それを確認すると左サイドからのシュートも、大迫選手のシュートも止めることができる位置取り。GKって常にこういう地味な動きをしてるんでしょうね。試合に出られていなくても、しっかり練習で積み上げたのでしょうし、それを大一番でできるってことは基本のレベルがすばらしいんでしょうね。今シーズンは過密日程なので出番も増えると思います。期待しています!

 

そしてCB高井選手と丸山選手。海外でも通用した神戸のFW大迫選手にやらせないというのは、高井選手にとっては海外進出するために必須だと思います。将来を考えると、この試合にスタメンで出場したということは大きいし、怖い神戸FW陣をクリーンシートに抑えたというのはとても価値があること。ただ、それは高井選手が一人で成し得たことではなく、隣に百戦錬磨の丸山選手がいたことも大きかった。声出しを厭わず、試合中ずっとコミュニケーションを取り続け、一瞬も隙を作らなかった。丸山選手の加入は高井選手にとって本当に飛躍的に成長するチャンスですね。このCBコンビも、今シーズンまだまだ見たいです!

 

最後にファンウェルメスケルケン際選手!文句なし!まず、フロンターレサポーターの心をつかむ術を全て持っています。容姿端麗、分析し言語化する能力、しかもバイリンガル(トライリンガルかも!?)。何よりもゴールを奪うことが、フロサポの信頼を勝ち得る最も大事なことですが、それをいきなり成し遂げたこと!オランダでプロとしてやっていたということで、自分より大きくて強い相手にも負けない強度もありそうだし、今シーズン期待しかないですね。ACLでは佐々木旭選手が右SBでしたが、ここの争いは簡単に決着しなさそうで、わくわくしますね。


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アウェイでのACLとフジフィルムスーパーカップを連勝し、2024年のスタートとしてはこれ以上ないものとなりました。この連勝の勢いをもって2月20日は等々力に山東を迎えます。見据えるのはもちろん勝利のみ。ACLアウェイメンバーが中心でしょうが、ここにスーパーカップ出場メンバーがどれだけ食い込んでくるのか?そしてJリーグ開幕戦はどういうメンバーになるのか?予想が全くつかないし、それが楽しみを何倍にも膨らませてくれていますね。まずは皆さん、2月20日は等々力に駆け付けましょう!

 

あと、DAZNも契約延長しなきゃですね!f:id:cleanfuture_big:20240219175542j:image