これも成長の証(FリーグDiv.1ファイナルシーズン町田ラウンド)

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いよいよファイナルシーズン開幕。町田ラウンドでボルクバレット北九州は12/23(土)にしながわと、12/24(日)に湘南と対戦しました。勝ち点を積み上げF1残留を確定させたいところでしたが、しながわに2-3で敗戦、湘南とは2-2で勝ち点1の獲得となりました。どちらも10時キックオフという、なかなか経験しない時間帯の試合でした。2日間の感想を簡単にまとめて残しておきます。


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■12/23(土)vsしながわ
宮崎岳選手のゴールで先制、追いつかれても花嶋選手のゴールで突き放しましたが、前半ラストプレーで痛恨のオウンゴール。後半はしながわの守備力が一段上がり、ボルクはそれを崩すことができず敗戦となりました。午前の試合ということで身体のキレも違和感があったようですが、安嶋キャプテンが言うようにそれは相手も一緒。同条件であれば言い訳せず、相手を上回ることができなかったと認めざるを得ません。

 

ただ、だからといって内容が悪かったかというとそうでもなかったと思います。むしろ試合の入り方は午前の方がいいんじゃない?それだけここで勝ってF1残留に大きく近づきたかったのだと思います。

 

しながわは応援に来た観客は多かったようですが、サポーター席は少なく応援の声はありませんでした。ボルクも応援席は6人でしたが、朝から精一杯声を出して応援、東京都にもかかわらず会場はボルクホームに近づけることができたかな?だからなおさら敗戦は悔しかったです。

 

では、印象に残った選手について簡単に。
まずは花嶋選手。攻守に光ってましたしゴールも決めてくれましたが、特に守備は光ってたと思います。危機管理能力に優れているんでしょうね。また対人でも負けません。ゴールが生まれない時にこういう守備の強さは勝ち点獲得に大事ですね。途中交代且つ翌日はメンバー外だったのが心配。

 

次に伊名野選手。いわずもがなのシュートストップでしたが、あの朝からサポーターをあおる仕草は最高です!だからこそ悔しいオウンゴールでした。どんな時も失点を自分のせいだと受け入れ、そこから成長する伊名野選手が大好きです。

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■12/24(日)vs湘南
連日の試合ということで戦術的な修正を図ることができたのか、ちょっと不安に思いながらも10時に試合は開始。この日はスターターに星野選手が入り、期待に応える動きを魅せてくれました。また他の選手も午前開催に慣れたのか?前日よりも運動量が多かったように感じます。

 

試合は湘南に先制されました。これボルクサポーター席の前で、「来る来る来る来るっ!」って感じで反転シュートを決められたのですが、マーカーがもうちょい厳しく行けなかったかな~。まあ相手の反転のキレは半端なかったけど。でも宮崎岳選手の連日のゴールで同点、安嶋選手のゴールで逆転に成功!今日こそ勝つぞ!と思いきや、相手のパワープレーから不幸なオウンゴールで同点となり、そのまま試合終了。勝ち点1をゲットしました。

 

湘南の応援って、Jリーグのチームも持っているせいかサッカーっぽいですよね。試合中はチャントを歌い、みんなでフラッグを掲揚したりして。我々ボルクのアウェイ席はこの日は8人の精鋭でしたが、サンタクロースとトナカイに扮して声を出しました。だからこそ勝ち得た勝ち点1と思いたいけど、やっぱり後押しが足りなくて勝ち点2を逃したのかな、と悔しい思いです。

 

では印象に残った選手を。
大澤選手は相変わらず相手から嫌がられますね~(誉め言葉)。それはやはり確かなトラップ技術だと思います。「それ収める?」という難しいボールをトラップして足下でキープし、仲間の攻め上がりを待つ。サポーター席の前でそれをやられたらもうたまりません。

 

次に松川選手。攻守にわたり奮闘していました。攻撃では攻めあがってシュートまでいき、守備では絶妙のタイミングで相手の懐に入り込んだり、相手の足とボールの間がわずかに離れたそころをすかさず奪ったり。ボールを持った相手選手に松川選手がついた時は大注目ですよ!

 

そしてイザケ選手。前日はぶっちゃけ目立ったシーンが少なかったし、この日も前半はシュートこそ積極的だったけどおとなしめ。ところが後半は相手選手に対しスピードで勝てるとふんだのか、右サイドを蹂躙してました。守備でも体を張って雄叫びを上げ、ものすごく良かったです。なお前半おとなしめだったのは、パンツの丈が片足長かったからで、後半はちゃんと両足ともパンツをまくり上げてたから調子が上がったのだと思いますw

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町田ラウンドを終え、これで最下位の北海道とは残り3試合で勝ち点9差。ボルクが勝ち点1以上積上げたら残留が決まります。今のままでも得失点差では有利ですが、フットサルはゴールが入るスポーツ。ボルクが大きく失点が先行し、北海道の得点が先行するとひっくり返る可能性はあります。次は1/6(土)名古屋ラウンドで北海道と直接対決。ここでしっかり勝利し、F1残留を確定させ、名古屋めしで祝杯を挙げましょう!

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最後の瞬間まで、気高く!勇猛に!前へ!

「格上」でも「絶対王者」でもない、同カテゴリーの戦い(ボルクバレット北九州vs名古屋オーシャンズ)

前日に天皇杯決勝を現地観戦したので、翌日のFリーグ ボルクバレット北九州vs名古屋は自宅でAbema観戦しました。大阪・北海道に連勝してアウェイの地に臨んだボルクバレット北九州ですが、前年のチャンピオン相手に2-4で敗戦となりました。

 

この試合のボルクは連勝している自信もあるのでしょう、結果は負けたとはいえ本当に素晴らしかったです。全体を通してみたらボールを持たれ、押し込まれる展開が続きましたが、先制し、逆転されてからも追いつき、最後はパワープレーと決して守備に力を注ぐ姿勢ではなく、むしろ名古屋相手に勝ち点3を取りに行きました。その結果、地力に勝るというか、試合巧者というか、そんな感じの名古屋に負けてしまったのですが、この試合をご覧いただいた方の多くはボルクを称賛すると思います。


同時に名古屋は「絶対王者」ではない、とも感じたのではないでしょうか。もし絶対王者だとするなら、それは先述したように取りこぼしてはならない試合でこうして勝ち切ったこと、だと思います。でもこの試合の姿はリーグに君臨し続ける、圧倒的なものには感じませんでした。まあ、負け狼の遠吠えですけど。

 

なぜ私が「絶対王者」という言葉に否定的にこだわるのか、というと、優勝は前年チームが獲得して物であり、今年のチームはまだ優勝していないから、という単純な理由です。もちろん名古屋は強いし、今もリーグ2位につけているし、ボルクはホームでもアウェイでも負けました、だからと言って同じカテゴリーのチームに対し、戦う前から「相手は絶対王者」とか「格上」とか言う必要はないと思います。リスペクトのつもりでしょうが選手本人が言うなんてあり得ない、戦う前から逃げ道を作っているようなものだと思うのです。厳しいと思われるでしょうが、私は心からそう思うのでX(旧ツイッター)でもそう発信させていただきました。

 

この話はこのくらいにして、いつものように印象に残った選手について。現地観戦の印象と違うかもしれませんが、ご容赦ください。

まず、伊名野選手。ご本人はどの失点も悔しいでしょうが、1失点目に関しては本当に悔しいのではないでしょうか。画面越しに見ていて、シュートが放たれた瞬間に腰が落ちていませんでした。体が伸びた状態のため、瞬時に反応できなかったと思います。それだけ相手のシュートタイミングも絶妙だったと思うけど、これは見ていて悔しかった。でも、試合を通して安定してスーパーなシュートストップは相変わらずすごかったです。たまにはゴレイロが目立たない試合をしてほしい気持ちになりませんか?そんなことないか。チームを救う実感を感じられるし、何より目立てるし!?

 

次に田村選手。言わずと知れたスピードスターでチームの得点王ですね。先制点は簡単ではないコースだったし、相手ゴレイロも消しきた中、冷静に決めてくれました。あれでボルクファミリーは「行ける!」と思いました。ただ、スピードは相手にケアされてしまい、思うように魅せられなかったように感じました。この辺は相手のうまさですね。ファイナルステージで右サイドを蹂躙しましょう!

 

最後にピヴォ殺し浦上選手。体格に勝る名古屋のピヴォ相手に一歩も引かず。いい意味で反則ギリギリを見極めたプレーで、相手を自由にさせませんでした。ただこのポジションは、競り合いに負けると即失点。そういう意味では浦上選手もこの試合、悔しい思いをしました。ファイナルステージで晴らしてください。なお、AbemaTVでは、相手ピヴォと交錯して倒れた後、お互い笑顔でハグし身体を引き起こし合う姿がアップで映ってました。人柄を感じました。

 

これでレギュラーシーズンを10位で終え、下位6チーム総当たりのファイナルステージへと向かいます。1部残留を最低目標に、私としては昨年の8位を上回って欲しいと思います。試合日時は昨日発表されましたが、町田で2試合、名古屋で2試合そして墨田で1試合、全試合現地で応援するつもりです。「推しは推せるときに推せ」です!

 

ボルクバレット北九州には本当に感謝してて、もちろんフロンターレギラヴァンツ北九州もそうなんですが、こんなに私に「喜と哀楽」を与えてくれるなんて。中でも私がこんなにボルクの現地観戦に行く理由は、関東での試合が多いことはもちろんですが、ぶっちゃけアウェイでの応援の人数が少ないからです。だから誰が応援に来てくれてもみんなウェルカムな雰囲気だし、これは人数が増えても変わらないと思います。ファイナルシーズン、皆さん是非現地観戦に行きましょう!

 

あきらめずにチームを構築してきたことがタイトル獲得の要因(天皇杯決勝 フロンターレvs柏レイソル)

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天皇杯、獲得しました!!!

 

2023シーズンのフロンターレは大きく出遅れ、ルヴァンカップは1次リーグで敗退、リーグ戦も早々に優勝戦線から脱落。残されたタイトルの可能性はこの天皇杯でした。振り返ると2回戦から決勝戦まで、1つも簡単な試合はなかった。だけどしぶとく勝ち上がり、決勝もこの一年間の集大成のような苦しい内容をPK戦で優勝。日本一となりました!

 

トーナメントは勝つことがすべてではありますが、内容については反省が多かったです。気になったことを書いておきます。


まず、試合の入り方。ふわっと、の前に緊張している様子が感じられました。思えば前回タイトル獲得した2021や前回のトーナメント決勝・2020シーズンの天皇杯スタメンでこの日スタメンだったのは半分くらいですよね。その他の選手はこういう場はほぼ初めて。そういう選手達に緊張するなというほうが無理ですね。


一方、柏は猛然とプレスをかけてくるスタイルを試合中やり通しました。フロンターレはこれをいなすことができずあっぷあっぷ。2人のFWがプレスに来た時に後ろの4-4ラインはついて来てないように感じたのですが、識者の方々いかがでしたか?FWの後ろのスペースでボールを受けたら展開できそうだったけど、それも緊張で見えなくなるのかもしれません。こういう場数を踏むことでメンバーにはさらに成長して欲しいと思います。

 

攻撃面ではとにかくボールをキープできませんでした。基本的には柏のプレスに対してはロングボールで逃げていたけど、ダミアン選手に渡らなかったり、セカンドボールを拾われたり。そしてずっと攻撃され続けてるという印象。マルシーニョ選手がいたらアバウトに蹴っても陣地回復できるのにな、と思いました。


というのも、柏の攻撃がまさにこれだったからです。柏は基本的にFWの快足と身体の強さを生かした攻撃だったと思います。アバウトなボールでもマイボールにできる強さとうまさは、さすが!でした。ただ、柏の問題点はこれしかないという点だったと思います。「こんなに強い柏がどうしてこの順位?」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、それは一本調子だからだと思います。攻撃バリエーションが少ない、ということ。逆に言えば、選手の補強も含め、バリエーションを増やせば柏は絶対強くなると思います。

 

柏の一本調子にも助けられ、守備で辛抱し続けたと言える120分ですが、相手の決定機を止めまくったソンリョン選手に対し、最後にご褒美がきました。PK戦だけ切る取ると柏のGKは数本止めてますが、ソンリョン選手は最後の1本だけ。でもそれが値千金のPKストップでした。柏のGKのほうが反応が良かったという意見もありますが、先述したようにPK戦だけ切り取るとこれだけであって、ソンリョン選手は120分間シュートを止めまくっています。大舞台でも基本技術が冴えわたっていたと思います。

 

勝戦に関しては以上のとりとめもない感想となりますが、天皇杯を獲得できた理由のもうひとつは、シーズン後半にかけてチームの熟成が進んだことがあると思います(満足なレベルに達したかは別にして)。もっと早い時期から天皇杯が始まってたら…と思うと、きっと早々に敗退していたかもしれません。これはACL予選も同じですね。天皇杯とACL予選に関しては、フロンターレにとっては日程面で良かったかもしれません。

 

タイトルを取ったことに価値がある一方、このタイトルは2023フロンターレが獲得したものであり、2024に引き継がれるものではありません。翌日にダミアン選手とシミッチ選手の契約満了が発表されましたが、このタイトルは彼らと共に獲得したものです。苦しい一年間を諦めずにやり通したことで、選手とチームがどう成長したか、それを2024に示さなければ意味がありません。かつて在籍した阿部選手の言葉「何か一つ取りましょう!」をあらためて噛みしめ、兜の緒を締めなおし、2024フロンターレの成長に期待したいと思います。

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私の振り返り用 北海道遠征日記(ボルクバレット北九州vsエスポラーダ北海道)

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「そうだ!北海道へ行こう!」と思い立ったのが11月中旬。「行きたいなぁ」とぼやく私に対し嫁さんは「推しは推せるときに推せ」というもので、そこからバタバタと準備が始まりました。

嫁さんを残して一人で行くということで、費用はできるだけかけないようにしたい。でも試合当日に北海道に移動するのは、航空機が遅延とか結構とかになってしまうとたどり着けないリスクがある。そういうわけで金曜日に有給休暇を取得して北海道に移動し札幌で一泊、土曜日に小樽へ移動し試合観戦&横浜に帰る、という旅路となりました。

 

12/1(金)
今回はコスト切りつめで往路はピーチアビエーションを利用。私にとって初めてのLCC。10:00ごろ横浜の自宅を出発し、東京駅から成田空港までバスで1300円、渋滞もなくて所要時間1時間ちょっと、これはお得。成田空港に到着したけど、国内線搭乗手続きをする場所がわからなくて、フロアマップを確認しながらどうにか搭乗手続きの機械にたどり着き、スマホのQRコードをかざして手続きOK。バスが渋滞で遅れる可能性を考慮して早めに家を出発してたおかげで時間には余裕があったので、焦らずにすみました。

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保安検査場に入るところでプチトラブル。ゲーフラ掲げるために100均で購入した突っ張り棒2本を機内持ち込みできないとのこと(金属製のものは60cm以下しか持ち込めない。突っ張り棒は伸ばしたら120cm、短くしたら70cm)。航空会社の方は「今回購入したチケットは機内持ち込み手荷物だけ。預かり荷物には3500円追加で支払うことになるから郵送したほうが安いですよ」とまで丁寧に教えてくだいました。郵送すると間に合わないから、突っ張り棒とは成田空港でお別れ(没収)。あとは搭乗待合室でスマホ見てのんびりし、搭乗時刻にバスで飛行機まで移動し搭乗。雨じゃなくてよかった。

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金曜日の14:35発でしたが、ほぼ満席でした。座席モニター無しなのを知らず、イヤホン持って行き忘れたので退屈でしたが、突っ張り棒の件といい私の事前リサーチ不足でした。でも国内線だったら飛行時間短いしLCCでも充分かも。スターフライヤー様がない路線ではLCC利用を検討しようかなと思いました。私の時刻の便は前々日、前日1時間以上遅延していたのですが、この日は定刻通り出発し、定刻より早く新千歳空港に到着。この辺は私の日頃の行いの良さです。

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新千歳空港からは快速で札幌へすんなり移動。ホテルは駅前の地下街と直結なのですが、ちょっと地上に出てみようと思い地下街から出るとやっぱり寒かった!

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地下街に戻りホテルに行く途中、ラーメン屋さんで「おすすめ」と書かれてるバターとコーンの味噌ラーメン&サッポロクラシックで勝利の前祝い。みなさんおすすめの店もあるでしょうが、ここももやしたっぷりで美味しかったし、独り旅は行き当たりばったりも楽しい。そしてホテルにチェックインし、シャワーを浴びて早めの就寝となりました。

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12/2(土)
アラームセットしてなくても5:00には目が覚めてしまうおっさんです。さすがにまだ早いので、そのままベッドの上でスマホいじりながらゴロゴロ。6:30くらいに起きだして身支度し、費用切りつめのため素泊まりプランなので、7:00過ぎに地下街のなか卯で朝ごはん。ホテルに戻ってチェックアウトし、札幌駅のホームが寒かったので小樽行きの電車が来るまで構内のドトールコーヒーで小休憩。

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9:10快速で小樽へ。札幌駅周辺は雪はほとんどなかったのですが、出発してしばらくしたら雪景色…。電車がどこを走っているのかわからないし、沿線に積もった雪はだんだん多くなるし、海を見るとすごく寒々しいし、小樽駅に到着したらホームは雪に覆われてるし。私なりに防寒MAXの服装でしたが、周りを見ると自分が一番軽装なのでは?

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小樽ではまず駅前の長崎屋の100均でゲーフラ用の突っ張り棒を購入。それから転ばないようによちよちと運河と倉庫街まで行って「小樽だなぁ…」と思い、レトロな建物を眺めながら駅に戻りました。貿易で栄えた港町ということで省庁や大企業の出先がたくさんあって、北九州市門司港と雰囲気が少し似てて懐かしかった。なお、観光は以上で終了。

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途中の三角市場で早めのお昼ご飯。市場の中は観光客でごった返していましたが、11:00前だったのでお店には少し待ったら入れました。おすすめは好きな魚介を選んで載せたどんぶりとのことですが、そんなにお腹が空いてないので刺身定食に。美味しかったのですが、欲を言えば北の魚介類をもっとメインにしていただけたらうれしかったです。

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そして駅からタクシーで小樽市総合体育館へ。試合の感想は別途書いたのでここでは割愛します。なお突っ張り棒は帰り際、北海道在住ボルクサポのたくさんに押し付けました。

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現地参集したボルクサポの祝勝会に参加できないのが残念でしたが、帰路へ。行きのタクシーで運転手さんが「会場から駅まで下り坂で徒歩15分くらい」と教えてくれたので、タクシーも来なさそうだし歩いて駅に向かいました。誰かについていけばいいだろうと思ったら、前を歩いていた人達ほぼみんな途中で駐車場に…。そこからはGoogleマップを頼りに駅に到着。20分強かかったかな。この日は雪道を歩いたのでいつもと違う筋肉を使ったみたいで、翌日はやや筋肉痛でした。

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小樽からは快速で新千歳空港へ滞りなく移動し、この遠征を許してくれた嫁さんから事前にリクエストのあったお土産購入。それから豚丼とラーメンのセットで炭水化物を補給して搭乗待合室に移動し、待合室の飲食店で独りボルクの勝利に祝杯。帰路は19:10発のスカイマーク羽田空港に到着し、自宅には22:30ごろ無事到着しました。

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今回は急に行くことにしたこと、ボルクバレット北九州vsエスポラーダ北海道の試合観戦が目的だったこと、嫁さんを置いて一人旅だったことから準備不足でグダグダな旅でしたが、ちゃんと調べてたらもっと濃い旅行にできたと思います。でも楽しかったし、現地でボルクの勝利にも立ち会えたし、最高でした。何よりいつも私の趣味に理解を示してくれ、今回背中を押してくれた嫁さんに感謝!

 

以上、将来私が「いつどこいったっけ?」と振り返るための遠征記でした。おしまい。

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チームの成長を感じた戦いの主人公は宮崎岳(ボルクバレット北九州vsエスポラーダ北海道)

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思い立ってやってきましたよ北海道!嫁さんによる「推しは推せる時に推せ」との協力と後押しのもと、ボルクを勝たせるために。急に決めたので少しでも旅費を抑えたく、行きは成田空港からPEACHGoogleで素泊まり安いプラン探して一泊し、帰路はスカイマーク羽田空港というルートにしました。人生初LCCでしたが、使い方を工夫したら使えますね。勉強になりました。

 

さて、前節はホーム最終戦シュライカー大阪を圧倒したボルク。花嶋選手が引退表明し最後のホーム戦ということで、選手もサポーターも気合が入ったと思います。今節は逆で、北海道は室田選手が引退表明しラストのホーム戦。相当気合が入っていることは容易に想像されました。こういう時に絶対やってはいけないことは、気持ちで負けること。そして試合の入りでふわっとしてしまい先制点を許すことです。


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気持ちで負けないというのはできていたと思います。しかし2つ目については、やらかしてしまいました…。室田選手を勝利で送り出したい北海道にあっさりと守備を掻い潜られ失点。どうなることかと思いましたが、この後、試合内容としては一進一退。ボルクもペースを掴んで北海道ゴールを割ってくれそうな雰囲気はありました。もちろん我々応援席も絶対勝利の雰囲気でした!

 

2-2以降、なかなかゴールを奪えなかったのですが、そこから最下位脱出のために引き分け狙いでは済まされない北海道がパワープレーに出てきたことで、相手ボールをカットしてからのカウンター発動。結果、パワープレー返しでの2ゴールで勝利!私にとってボルクの勝利を目の当たりにするのは、アウェイしながわ戦以来これが2回目。喜びが爆発しました。


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では今節も印象に残った選手を挙げたいと思います。
まずは松川選手。守備上手いですよね〜。相手の懐に入ってボールを奪い切ったり、しつこくしつこく密着プレスし、ボールが相手の足元から少しでも離れたら奪い切ったり。もちろんそこから素早く攻撃に転じるのですが、最近松川選手が守備に行ったら私、注目してます。

 

次に大澤選手。今日も相手に嫌がられてましたね。前線であれだけボールを収め起点になられると相手は困ります。FP4人のうち1人を必ずマークにつける必要があるから、守備のコンビネーションにも影響します。次はそこからゴールまでいきましょう!

 

そしてそして、この人に触れないわけには行きません。宮崎岳選手!スターターとして入っていきなり失点しましたが、それを帳消しにして余りある4ゴールです。いずれもフットサルの魅力に溢れた、宮崎選手らしいテクニカルなゴールでした。脱帽の活躍です。

 

フットサルの魅力はゴールが多いことだと思うのですが、それを実現している要因のひとつはピッチの大きさ。サッカーと違い、フットサルはマイボールになったらすなわちそれはシュートチャンス。誰もが最初にシュートを考えると思います。宮崎選手の3ゴール目と4ゴール目はまさにそれ。パワープレーで押し込まれてからのクリアではなく、いつだって狙うのはゴールでした。素晴らしかった。


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これでレギュラーシーズンでの最下位はなくなりましたが、今シーズンはファイナルステージがあります。だから全く安心できません。後半に入りチーム力が急上昇のボルク。一年間仕込んできたものが身に付き、表現できています。次節アウェイ名古屋戦も貪欲に勝点を取り、ファイナルステージに弾みをつけましょう。

 

北海道まで来て本当によかった。こういうのがあるから、スポーツ観戦はやめられないですね。私に喜怒哀楽を与えてくれてありがとう!

 

気高く!勇猛に!前へ!ボルクバレット北九州!

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完勝!そして鬼木監督続投(ACLグループリーグ フロンターレvsジョホール・ダルル・タクジム)

DAZN観戦しました。フロンターレは5連勝でグループリーグ突破を決めました!ACLて苦労する印象しかないのですが、こんなにすんなり突破を決めるとは…。

 

といっても、振り返ったらやっぱり簡単ではなかったですね。アウェイJDT戦、ホーム蔚山戦はスーパーゴールでの1-0勝利。パトゥム戦は4得点こそしていますが、内容的には圧倒したとは言えず、2失点以上に相手にやられた感がありました。昨日のホームJDT戦、5-0となりましたが、やっぱりJDTにボールを持たれると怖かったです。マレーシアリーグで無敗はだてじゃなかったですね。一方、リーグで圧倒しているということは守備面が熟成されていない可能性があるということ。それを感じさせた結果が5-0という結果だと思います。

 

フロンターレは金曜日に鹿島戦があったのですが、その時は3-0勝利といえども右サイドは鳴かず飛ばずでした。ところがこの日は右サイドから攻略しまくりましたね。DFが比較的ボール保持させてくれたのは大きいと思いますが、JDTのコンパクトな守備陣形をDF陣みずから切り込んだり、ワンツーで侵入するなど、相手が捉えられない動きを繰り返していたと思います。得点経過を見ると山根選手がよく絡んでいることが分かります。日本代表を諦めたわけじゃないでしょうし、ここにきてようやく本調子になってきたのだと思いました。

 

ゴールをした選手達は、それぞれが得意なプレーを披露しました。家長選手がなぜか左サイドから正確に左足を合わせ、ダミアン選手は家長選手のピンポイントクロスを左右のバーに当てながら押し込むヘディング、マルシーニョ選手は山根選手のクロスに相手DFの後ろからスピードをもって飛び込むダイビングヘッド。

小林悠選手は得意のヘディングにボレーシュート両方魅せ、仕上げは再三チャンスメイクした山根選手の左足コントロールミドルシュート。予選通過には勝つしかないJDTが前掛かりになったことで逆に攻撃しやすくなったとはいえ、どれも見事な連携でした。

 

では楽な試合だったかというと、冒頭書いたように全くそうではなく、JDTにボールを持たれるとあやうく失点というところまで持っていかれました。ただ、そこは何といっても橘田選手でしょう。久しぶりに「ピッチに5人いる」姿を魅せてくれましたね。橘田選手も今シーズン、なかなか調子が上がりませんでしたら、彼の調子の良さがここ2ヶ月のチームの無敗につながっているのは間違いないと思います。

 

こうなると俄然、天皇杯優勝への期待が大きくなります。苦しみながらも天皇杯決勝に進んでいて本当によかった。ようやくチーム力が向上してきたところでシーズンオフってもったいないと思いますもん。鳥栖戦でケガしないようにしながらもコンディションを上げ、天皇杯決勝に臨みたいですね。

 

そして今日、鬼木監督との契約更新が発表されました!今年のチーム作りの失敗(時間がかかりすぎたということ)を踏まえ、来シーズンは新たなチャレンジをしてくれると思います。ほとんどベールを脱ぐことのなかった山根ロールか?ゴミス選手がキーを握るのか?楽しみです。

 

何はともあれ予選リーグ突破、おめでとうございます!楽ではない戦いでしたが、勝ち切ったことは価値があります。さらに積上げ、アジアの頂点を目指しましょう!

実力で残留できたのではない(ギラヴァンツvs福島ユナイテッドFC)

ギラヴァンツの2023ホーム最終戦。DAZN観戦しました。

 

すでにJ3最下位、しかも19位との差が開いた圧倒的ビリ。単なる歯車の掛け違えではこうはなりません。それでも前々節のホーム盛岡戦は6得点し勝利。前節のアウェイ長野戦は2得点あげ引き分けと、今さらながら上向きでした。今節、ホーム最終戦ということで何が何でもサポーターに勝利を届けたいところでしたが、今シーズンを象徴するような内容と結果で1-2の敗戦。恐らくギラヴァンツの試合を観るのはこれが最後、感想も最後となります。

では、簡単に。

 

試合の入りは良かったと思います。選手間の距離も近く、ボールを動かしながら自分達のペースで試合を進めることができ、ゴールにも近づくことができました。しかしながら、そこで得点できないうちに先制点を奪われるのが今シーズンのギラヴァンツ。この試合も全くぞの通り。しかもそこから相手にペースを握られるのも、まるで今シーズンの試合を象徴するかのようでした。残念だけど。

 

では、この試合で印象に残った選手について。簡単に。
まずは吉丸選手。パーフェクトだったと思います。それでも責任感の強さから、2失点したことの責任を全部背負っている。悲壮感すら感じるようになってしまいました。最終節は吉丸選手が笑顔になるような試合展開になりますように。

 

次に中山選手。あのゴールはすごいと思います。余裕のある確度じゃなかったけど、GKが一番手が出せない肩の上をぶち抜くシュート!最終節は中山選手がゴール後に笑顔になるような試合展開になりますように。

 

そして前川選手。いつも言ってますが、私はギラヴァンツの中で前川選手が一番上手い選手だと思います。ここのところ途中交代での出場でしたが、この試合はゴールこそなかったものの、久々のスタメンということで獅子奮迅の働きでした。最終節は試合後に前川選手が笑顔を見せられるような試合展開になりますように。

 

DAZNではホーム最終戦セレモニーも放映してくれました。小林監督の、一つ一つ選びながらもスタジアムにいるサポーター達に訴えるような言葉はDAZN越しの私にも伝わってきました。サッカークラブを取り巻く時間の流れはますます速くなっています。ギラヴァンツというクラブはその速さについていけなかった。小林監督をもってしても、この5年間でよちよち歩きのクラブを流れに乗れるところまでは持っていけなかった。であれば、来年・再来年とギラヴァンツが簡単なシーズンを送ることはないでしょう。クラブはどういうスピードでどう変化しなければならないのか。我々サポーターはどうあるべきなのか。

 

私は投げ出さず、あきらめず、老体ですが世界のスピードに食らいついていけるだけ行きたいです。皆さんはいかがですか?