まさしく「勝てばよかろう」これこそチャンピオンチーム!?(フロンターレvsV長崎)

DAZN観戦しました。試合開始時のピッチ上は27.8℃だったそうです。28℃以上だと給水タイムを取るとのことで、0.2℃足りずに給水タイムなしでした。それだけ厳しい条件の今日の等々力だったようです。では、簡単に感想を…

 

およそフロンターレらしくない試合だったと思います。パススピードの遅さは顕著で、運動量の少なさもあり何度もパスをインターセプトされました。もっと動きながら、短い距離のパスで相手を動かし続けてゴールへの道筋を作る、そんな姿は残念だけど少ししかなかったです。ただ、これはやっぱり暑さのせいだったと思います。90分間でホームで絶対に勝つ、そのためのマネジメントだったんだと。となれば、こういう気候でも勝ち点3を積み上げたことは評価できます。

 

得点は、そんなうまく行かない中でエースがもたらしてくれました!前節も膠着した中でエウシーニョ選手が違いやズレを生み出してからのゴールでした。今日も、悠選手がカウンターから一人で2連続シュートし、2回目をゴールネットに突き刺してくれました!さすがのエースです。ただそこから追加点が取れず、逆に押し込まれ続けたのはサポーターの寿命が縮むので、いい加減にしてほしい…

 

最後に今日の鈴木雄斗選手ことラルフ選手について。あの時間からの投入ということで、「追加点を狙いながら守備をきっちり固める」というミッションだったと思います。そしてしっかりと相手パスをインターセプトするなど、守備の頑張りが目立ちました。しかし、試合を終わらせるという意味では、貪欲にシュートに行きすぎだったのでは?あのボレーシュートのことじゃないですよ。その他のシーンで、ちょっと「俺が!」という気持ちが出すぎた気がします。悪くはないけど、今日のあの時間に関しては、長崎にカウンターやセットプレーを与えず、フロンターレがボールを握り倒すべきだったと思います。家長選手もボールを持ったら必要以上にスピードを上げず、しっかりボールを保持し続けようとしてました。ラルフ選手は「行ける」と思ったのかもしれないけど、周りの選手達とずれてたように思います。とても頭がいい選手だから、すぐに合わせて来ると思うので、次からさらに期待してますよ!

 

最後に、今日私が行ってたら入場者が22,222人だったんですね…。ごめんなさい!

磐石と言っていい試合運びだけど、2点目決めといて良かった〜(フロンターレvsコンサドーレ札幌)

今日はDAZNフロンターレのアウェイ札幌戦を観戦しました。結果は2-1で勝利!J1再開試合で勝ち点3を取ることができて本当に良かった〜。では、感想を書きますね。

 

まず、札幌があんなにあっさりと前から行くのをやめるとは思いませんでした。試合開始直後こそ前からきたけど、フロンターレが余裕をもってそれをかわすと、札幌は引いて守るようになりました。おかげでフロンターレはプレッシャーに晒されずボールを保持できました。

 

前半で一番「おおおおおおっ!」って思ったのは、23分くらいだったかな、僚太→憲剛→悠と縦に縦にパスが繋がってシュートまでいったシーン!これはゴール決めたら私むせび泣くところでしたよ…。いやあ〜、すごかった。他サポの方にもあのシーンは是非見て欲しいです!これぞセンターライン!

 

とはいえなかなかゴールは決まらず。札幌の固いゴール前を破ったのは、違いを生み出す男、エウシーニョだったのは偶然じゃないと思います。逆に言えば、そこまでは札幌はフロンターレにボールを持たせながら、狙いの展開だったんだと思います。そしてそれは後半に、ああやっぱりそうだったんだ、と思うことになりました。

 

後半の札幌は、シンプルな攻撃できました。途端にフロンターレは押されだしましたね。縦にロングボールを放り込む、高い選手にクロスを放り込む、これらはフロンターレはどっちかというと苦手です。今日も後半はこれらの攻撃から二次攻撃・三次攻撃をくらいました。でも今日は守備が集中できてて、谷口・奈良の両CBと車屋先生がジェイ・都倉という怖いFWを抑えてましたね。この辺はキャンプで練習したんだろうなぁ。

 

最後の失点は札幌の得意のプレーと言っていいでしょう。そこでやられたのは痛いけど、2点目を取っておいて良かった!

 

個人で注目はやはり僚太と守田だと思います。ネットが移籍して、フロンターレボランチはこの2人が担います。W杯で一度もピッチに立てなかった僚太ですが、今日も別格でしたね!ただ前述したような今日の札幌の守備では、僚太にはスペースが有り余ってたかな。

 

守田はネットとの違いをよく理解してて、ボールを狩る・回収するという守田の良さが存分に出てたと思います。今日はさらに、パスを出した後前に行ってパスを受ける、シュートするという、推進力も出してました。もともとの良さだけでなく、さらに伸びようとするのが感じられましたね!

 

最後に、今日の試合の前に天皇杯で水戸とやっといて良かったんじゃないかと思います。あの試合のフロンターレは、水戸の前に前にくる勢いに飲まれ続けました。辛くも勝利したとはいえ、頭の回転の遅さが出てしまい、大いに反省し練習し直したんだと思います。そういう意味では、相変わらず中断明けはパッとしないフロンターレというのは変わってないですね〜

 

さて、次の試合は日曜日、恐らく猛暑のホーム等々力に長崎を迎えます。暑いのでクレバーな戦い方が必要です。期待したいと思います!(観に行けないけど…)

リスクを負って前に出る勇気が足りない(Y.S.C.Cvsギラヴァンツ北九州)

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この三連休は本当に猛暑ですね・・・。日中暑くてもうサッカーなんてできるんだろうか・・・そう思ってしまうような暑さでした。Y.S.C.Cvsギラヴァンツ北九州は17:00キックオフ。夕方の5時はまだ陽も高いしきっと暑いだろうなぁ。そう思いながら16:00過ぎにニッパツ三ツ沢球戯場に到着しました。三ツ沢は暑いには暑かったけど、風があって観戦するには意外と暑さを感じなかったです。もちろん、サッカーをするには十分すぎる暑さだったと思いますが。

 

さて、ホームの借りを返したかったギラヴァンツでしたが、結果は0-0のスコアレスドローでした。私なりの感想を簡単に書いておきたいと思います。

 

4-4-2の布陣にしてからギラヴァンツの守備は安定してきたと思います。ホームでY.S.C.Cと対戦した時にはアンカーの周辺や3バックの横のスペースを自由に使われてしまってましたが、今日はそういうシーンはほとんどなかったと思います。相手のFWのスピードもしっかり対応できていました。もちろん全く危なげなかったかというとそうではないけど、今日の守備は合格だと思いました。

 

一方、前回対戦では2得点した攻撃陣は、今日は無得点となってしまいました。守備をしっかり立て直したことで、攻撃力に陰りがでてしまいました。今日に関していうと、Y.S.C.CのFWに対してギラヴァンツのDFは4人で数的優位をもって戦えてました。一方、ギラヴァンツのFW2人に対してY.S.C.CのDFは3人でかわしながらボールを保持していました。つまり、両チームとも守備に数的優位を作り出すことを優先し、攻撃面では常に数的不利だったと思います。よって、今日は両チームとも攻撃に迫力がなかったと思います。ある意味、つまらない試合です。

 

失点が怖いのはわかりますが、これでは得点できない。どこかでリスクを負いながら攻撃しないとなかなかと得点は生まれませんね。前半の給水タイムや、それ以降、GKの高橋選手が「自分たちから!」としきりと叫んでいましたが、その通りだと思いました。守備に重心を置いて、相手に合わせたサッカーだった。

 

ただ、後半途中からそのあたりに改善の兆しが見えてきましたね。井上選手や安藤選手、村松選手がシュートに絡む動きをするようになりました。リスクを負って2列目の選手が追い越してシュートに行くことで、もう少し!というシーンを作り出しました。今のギラヴァンツの守備はなかなかいいと思うし、攻撃から守備への移行も素早くやろうとしているように見えるので(高橋選手も「切り替え!」とすごく叫んでた)、どこでリスクを負って攻撃するか、その意識合わせができればいけそうですよ!

 

連携といえば一つ気になって点があります。私はメインスタンドから応援していたのですが、後半の右サイドの攻撃です。安藤選手が欲しいタイミングで野口選手がボールを出さない、出せないシーンが何度かありました。安藤選手は「出してよ!」って叫んでました。ここは是非お互いの特徴を理解しあって連携を深めてほしいですね。ただ、このシーンの「出してよ!」を聞いて、私は「ああ、チーム内のコミュニケーションはとれているんだな」と思いました。言えるということ、主張できるということは大事だと思います。

 

今日はサッカーするには暑すぎる天気だったと言うのももちろんあったと思います。前半の守備的な試合運びはそれもあったのかもしれません。一方後半に見せたリスクを負った攻撃は可能性を感じさせてくれました。でも0-0の引き分けです。こういう気候、こういう試合でもしっかりと勝ち点3を取れるように、しっかり練習してほしいし、応援したいと思います。可能性は十分すぎるほどあると思った今日でした。

今シーズンミクスタ初勝利は内容・結果とも素晴らしい勝利!鳥取の可児ちゃんについても少し(ギラヴァンツvsガイナーレ鳥取)

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ようやくやってきたミクスタ初勝利!しかも3-0です!単身赴任で今シーズン途中から見ている私がそう思うのだから、サポーターのみなさんにとって本当に待ちくたびれたホーム初勝利ですね!

 

では、簡単に感想を。

4-4-2のシステムでシンプルな守備がうまくハマりました。今シーズンやっていた3バック+1アンカーは、どうにもこうにも不安定で、相手から見たらバイタルエリアがスカスカ。そこを補うために前線が前からガツガツいってボールを早く回収する、というものだったと思いますが、ボールを回収しきれないとあっという間にピンチになってました(そりゃそうだ)。よしんばボールを奪ったとしても、自分達の位置どりが崩れていい攻撃ができない。でも、チームはこのサッカーで我慢して強くなって行こうとしているのだろう、と思ってた。というか、そう思うようにしていました。

 

で、監督交代。4-4-2のシンプルな形へ。メインスタンド2Fから見てて、きれいに4-4-2のラインができてましたね。このシステム、ほとんどの選手は経験していると思います。つまり、基本動作がわかってる。だから選手も悩まないし、よって初動も早い。相手が1トップの時、2トップの時、3トップや1トップ2シャドーの時…といったときの基本動作が出来上がっている。まだライン間が開きすぎてフェルナンジーニョ選手に間で受けられるシーンがあったりしたけど、守備は破綻しなかったし、合格点だと思います。

 

この4-4-2による守備の安定は、柱谷監督のおかげというより、システムのおかげですね。(もちろん導入したのは柱谷監督。)柱谷監督が守備で指導したのは、おそらく「どこまでガツガツ行くか」ではないでしょうか?

さっき言ったように、以前のギラヴァンツはとにかくガッつく。そのためにいい攻撃ができない。でも昨日は、あるところまではガツガツ行くけど、途中で4-4-2のラインを形成してスペースを消す。ボールを奪う位置は低くなるけど、奪った時の選手達が良い位置にいるから、きれいな攻撃ができる。もともと攻撃力のあるチームではあるのですが、なにせめちゃくちゃとも言える攻撃、厳しく言えば小学生がそのままでかくなったような攻撃でしたから…。柱谷監督がちょっと整理の手を入れただけで、このくらいできて当たり前だということですよ。

 

さて、うまく行きつつある柱谷体制ですが、ここからさらに研ぎ澄まさなければなりません。4-4-2は選手達にとってシンプルでやりやすいけど、相手にとってもそうです。昨日は、もともと能力のある選手達に、シンプルなシステムにすることで力を発揮させてあげた、という試合。これから相手も考えてきます。2トップへはボールが入らないようにするだろうし、野口選手・浦田選手のギラヴァンツ自慢の(と私は思ってる)両SBに高いポジションを取らせないように圧力をかけてくるでしょう。そこで負けないために、どれだけ連携できるか?オプションを作れるか?全く予断を許しませんね。ただ昨日の池元選手の2点目は、ちょっと面白かったので、ひとつのヒントかなと思います。あと今まで全く決まらなかったカウンターが、昨日の佐藤選手のゴールでは見事にハマったこともね。

 

話変わって、フロンターレサポーターの私が注目していたガイナーレ鳥取の可児選手について。フロンターレU18から阪南大を経てフロンターレに加入。ボランチというポジションやちょっと猫背の姿勢から「憲剛2世!?」とも呼ばれた選手でした。昨日久しぶりに見たけど、ボールを散らす上手さはさすがでしたね。ただ惜しいのは「シュートの2こ前」のプレーに絡んでいない印象があったこと。つまり決定機に絡んでないです。これだと上手いけど怖くないですよね。相方の選手との役割分担があったのかもしれませんが、やっぱり2こ前に絡む選手であって欲しいですね!そしたら次はギラヴァンツに来て欲しいと勝手に思ってます。昨日のギラヴァンツだったら、可児ちゃんハマると思うけどなぁ。

 

最後に。私は昨日のギラヴァンツがフロックではなかったと思います。理由は述べたとおり。ただ、このまま勝ち続けられるほどサッカーは簡単じゃない。でも、まさに兜の緒を締めなおして、まだ甘さのあった守備を高め、攻撃の連携をたくさん取っていけば、この後の巻き返しはできると思います。数字の上では昇格は残ってるのかな?最終節まで諦めることなく、上昇し続けて欲しいです。

このスタイルで強くなるという理想と現実(ギラヴァンツ北九州vsYSCC横浜)

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今日もホームで勝てませんでした。2-3。

 

やっぱり守備が気になります。

ギラヴァンツはメンバー少しいじってきたけど、基本フォーメーションは同じだったと思います。3バックで臨みましたが、やっぱり失点が怖いのか、両サイドが下がってる時間が長かった。5バックになってるんだけど、それでもスペースを突かれてしまう。YSCCの攻撃が破壊力抜群というわけではないのに、あっさりDFの裏に抜けられてしまう。5バックだから跳ね返してもすぐに相手に拾われる。3バックのチームが全てこんなではないのになぁ。

 

もう一つ守備で気になったのは、前線の守備です。ダヴィ選手がしきりにプレッシャーをかけに行くけど、誰もついていかない。ダヴィ選手が上げろ!プレスをかけろ!とジェスチャーしますが、空回りでした。これ、チームとしてどういう約束だったんだろう?前からいくという約束だったら、みんな腰が引けてたってことだし、リトリートして守備組織を立て直すという約束だったら、ダヴィ選手は?ってなる。やっぱりギラヴァンツは守備のとこが問題ありというか、気になります。

 

それにしても、どうも森下監督はこのやり方を変えないつもりなんでしょうね。このやり方で強くなることを目指してそうです。フェホ選手をあのタイミングで入れるとこがそれを表してるのかな、と思いました。今日の試合、とにかく勝ち点を取るならもっと早くフェホ選手を入れて、パワープレーを仕掛けてもいいはずです。森下監督はギラヴァンツを、前に人数をかけてボールを動かしながらゴールに迫る、奪われたボールは前の人数で囲んで回収する、というサッカーをするチームにしたいのかな、と思いました。

 

ただ、今日の山岸選手ー村松選手ーダヴィ選手という、元J1のセンターラインでも上手くボールを運べませんでした。3バックでこれをやる、ってすごく攻撃的だと思うけど、ハードルも高いと思います。できるようになったらすごいけど、そこまで行きつけるのか?時間はあるのか?心配です。

 

連敗中、ホームで未勝利のチームの応援に、ミクスタには4886人が集まりました。悪くない人数だと思います。たくさんの人がギラヴァンツのレプリカユニフォームやコンフィットシャツを着てました。ギラヴァンツはスタジアムでのイベントやスタグルを頑張ってると思うけど、それだけを楽しみにこんなにサポーターが集まってわけじゃないと思います。やっぱり勝利が見たい、一緒に喜びたい、そういう思いだと思うんです。目指すスタイルを貫くのはありだと思います。ただ、可能性を感じさせて欲しいです。今日の2得点は悪くないけど、3失点では勝てないです。

 

理想でサポーターをついて来させるか、現実でついて来させるか。サポーターとしては両方欲しいけど、監督とチームはどうするのか?J3に降格はないから、なんて考えてたら、いつまでも浮上できないと思います。時間はあるようでないと思います。

裏天王山で完敗…。自信喪失しなければいいが…(グルージャ盛岡vsギラヴァンツ北九州)

DAZNで視聴しました。そういえば先日ようやくタブレット端末を購入し、初のタブレットでのDAZN視聴は快適でした!それまでiPhoneで視聴してましたから…。

 

ご存知の通り、ギラヴァンツ北九州はアウェイ盛岡戦に0-2で敗れました。裏天王山となった今節、昨年のお得意様とも言えた盛岡相手に是が非でも勝って上昇のきっかけを作りたかったのですが、今節も完敗となってしまいました。

今日の試合に関しては本当に完敗で、厳しい言い方ですが、何もポジティブな要素がない。攻撃も守備も、個人を取り上げたとしても残念ながら光が見出せなかったと思います。

 

攻撃のダヴィ頼みは相手にもわかりやすくて、とにかくダヴィ選手をフリーでボールに触らせなければOK。ダヴィ選手がキープしても、いい距離感で味方がいない。ダヴィ選手が相手を引きつけたスペースに平井選手が、というオーソドックスな攻撃パターンも少ない。これはダヴィ選手をきっちりマークしてダヴィ選手からいいパスを供給させなかった盛岡DF陣もお見事でした。

 

守備は本当にまずいと思います。ギラヴァンツは得点が欲しいのか、両サイドハーフは前に前に行くので、いつだってバイタルエリアはスカスカ。得点が欲しいあまり守備が疎かになっている典型だと思います。加藤選手もどっちかというと攻撃に絡むから、バイタルエリアはいつだって3人、みたいになってると思います。

盛岡は3バックにして2試合目?その盛岡の方が攻守に3バックが機能したのはどうしてだろう?ギラヴァンツはこの1週間ポジションなどを細かく修正したらしいけど、どこをどう修正したのか、全然わからなかったです。富山戦と何も変わってないと思います。

 

じゃあどうしたら?偉そうに言ってても私には代案がなくて…。せめて3バック+2ボランチにした方がいいかな?両サイドハーフの帰陣は諦めて…。攻撃はやっぱり詰め将棋をたくさんやったらどうでしょう?その場のアイデアがつながればいいけど、それって成果が出るのに時間もかかるし(選手の能力も必要)、アメフト張りに攻撃のパターンを積み上げる、とか。

 

一番良くないのは、選手が、監督が、チームが自信をなくすこと。選手は疑心暗鬼になってないよね?監督は求心力あるよね?チームは選手にしっかりクラブとしての方向性を示せてるよね?そんなことが心配になってきはじめました。ただ、ギラヴァンツサポーターはそんな中90分間チャントを途切らせず、試合終了後も「お前たちならできるはずだ!」とまさに叱咤激励しますよね。チームはそんなサポーターにどう答えて行くのか、早く見つけて欲しいです。

 

次節はミクスタです。私も参戦予定です。「どうせ負けるんだろ?」という気持ちで行くつもりはありません。しっかり勝利を見届けに行きます。期待しかしません。ここから昇っていきます。

何から手をつけたらいいのやら…(ギラヴァンツvsカターレ富山)

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ギラヴァンツはアウェイで富山戦。ミクスタでパブリックビューイングをやるというので行って来ました!

 

まずは試合の感想から。0-3の完敗…。う〜ん…とうなり続けた90分でした。私なりの攻撃と守備の感想をつらつら書きますね。

 

まずは攻撃。このチームはDFからロングボールで勝負したいのか、それとも繋いでいきたいのか?どっちかである必要はないけど、それにしてもどっちつかずな印象でした。ハーフタイムの監督コメントで「攻撃はシンプルに」とあったとこを見ると、割り切って後者だったのかな?でもシンプルな攻撃=ロングボール裏狙い、じゃないですよね?シンプルにつなぐ、っていうのもあると思う。今日のギラヴァンツは確かにロングボールが多かったけど、途中ワンタッチでつないでゴールに向かうシーンもあった。

 

監督の意図は必ずしもロングボールじゃないんだろうけど、そうせざるを得ない、っていうのが今日じゃないかと思いました。それはアンカー気味に入った加藤弘堅選手がDFからボールを引き出す動きに乏しい(と私は思いました)のが要因の一つだと思います。ギラヴァンツの3バックがボールを持つと、カターレの前線3人がチェックに来ます。それはガッツリくるというよりも、距離を置いてしっかり牽制する感じ。その時に加藤選手がボールを受けて前を向くことができないので、結局3バックのボール交換になり、相手に段々とプレッシャーかけられて苦しいから蹴る、みたいな。もちろん全部がそうだったわけじゃないけど、こういうシーンは気になったなぁ。

 

あとダヴィ選手は相手のオフサイドトラップ、というか、ワンテンポ早く抜け出させられてることに気づいて欲しかった。これはカターレDF陣がお見事なんだけど。オフサイドになるタイミングでダヴィ選手に入れ替わられてる。スカウティングしたんでしょうね!

 

ビッグチャンスを決めきれなかったのを後悔するのもあるけど、もっとチャンスを作るのが大事だと思います。そのためにはどうやってゴール前にボールを運んで、何人がゴール前で仕事に絡むのか?その辺は是非監督に聞きたいなと思うところです。

 

さて問題は守備と言わざるを得ないでしょう。「1点取ったら流れが変わる」なんて、甘えたこと言ってる場合じゃない。1点取っても今日は3点取られてる。前節は4失点ですよね?これを点が取れない攻撃のせいにしちゃいけないと思います。

 

守備はどこが問題か、正直私にはわかりません。ただ、3バックがいい攻撃につながってないところを見ると、3バックは良くないのかも。もしくは得点するために前線の人数を増やすための3バック+1アンカーが、バイタルエリアのスカスカさを招いている?ごめんなさい、素人すぎてわかりません…

 

ただこのチームのキーマンは加藤選手かなと思います。今日見てて思ったのは、加藤選手の負荷の大きさです。加藤選手は見てて上手い選手だなぁと思いますが、こりゃもっとスーパーにならないといけないですね。もちろんなれるという期待があるのでしょうが。フロンターレが4-3-3でアンカーに稲本選手を置いて戦ってた時があるけど、あの稲本選手でも相当きついタスクでした。3バックでアンカーをやる加藤選手の負荷の大きさがわかろうというものです。

 

そういうわけで、どこか手をつけたらいいのやら…というタイトルになるのですが、やっぱり守備からでしょうね。素直に4バック2ボランチで、ダヴィ選手と平井選手の2トップ、とかだと、つなぐも良し、ロングボールも良し、ってならないですかね?そんな簡単じゃないか。

 

試合の感想はこのくらいにして(長くてすみません!)、パブリックビューイングについて。当初家でDAZN観戦しようと思ってたけど、天気がいいのと、少しでも富山に行ってるサポーターに近づきたくてミクスタに行きました。先着200人に配布するノベルティがすでになくなってたところを見ると、300人くらい入ったのかもしれないです。私は普段着でしたが、ほとんどと言っていいくらい、まさに老若男女がギラヴァンツのユニTシャツでした!これにはびっくりしました。正直「行ってもガラガラだったらどうしよう?」と思ってたけど、全くの杞憂。スタジアムDJが盛り上げ、ビジョン越しに選手入場時にはミクスタでもタオマフを掲げ「海よ」の替え歌(なんていうか歌?)を皆が歌って。スピーカーから聞こえる現地のチャントに合わせてチャントを歌う。素敵な空間だったと思います。

 

だからこそギラヴァンツには勝って欲しかった。目の前でサッカーが行われてなくても、こんなに行楽日和でも、今日ミクスタに行くことを選んだ人々がいる。もちろん富山に行ったサポーターもいる。今期ホームで1勝もしてないのに、ミクスタで、ビジョン越しとはいえ目の前でみんなと勝利を喜ぶつもりだったと思います(かく言う私がそう)。試合終了後、選手のいないピッチに向かって起こったブーイング。ブーイングがいいか悪いか別にして、今日ミクスタに来たサポーターのブーイングは、チームは重く受け止めるべきだと思います。勝てばなんでもいいわけじゃない。でも勝たなくていいわけじゃない。ギラヴァンツと一緒に、勝利し昇格し、さらに上昇していくという夢にしがみついてるサポーターの握力が尽きてしまう前に。