先を見据えた戦い(横浜FCvsギラヴァンツ北九州)

f:id:cleanfuture_big:20150517203133j:image
今日は三ツ沢球技場横浜FCvsギラヴァンツ北九州を観戦してきました。ギラヴァンツ北九州は私の故郷のJリーグチーム。試合観戦は3度目です。最初はギラヴァンツがJ2昇格した年のアウェイvs柏レイソル。2度目は昨年末のvs横浜FC。そして今回です。今年からフロンターレに加えギラヴァンツの後援会員にもなったのですが、横浜在住だしフロンターレ優先なのでなかなかギラヴァンツの試合を観戦できません。なので今日は楽しみに行ってきました!

 

結果は残念ながら0-1で敗戦。ですが、昨年とはまたちがったサッカーに挑戦しようとしているように感じました。これから述べることが正しいかどうか、まったく自信ありません。なぜなら、私は実際にギラヴァンツの試合を見るのは3度目ですから。ただ、こう感じたという事を書いておこうと思います。

 

フロンターレサポなので、どうしても元フロンターレ風間宏希選手と小松塁選手に目がいきます。風間選手はさすがのボールタッチ。おそらく今日出場していた選手の中ではボール扱いは一番うまかったのでは?相手の矢印の逆をいくボールの動かし方もありましたし、結構広い視野でプレーしているように感じました。今年も風間選手はチームの心臓的な地位なのかも知れません。

 

一方、小松選手はちょっとよくわからなかったです。守備が全くはまってない。チームとしてどういう約束事なのかわからないですが、中途半端な前線での守備という印象。相手DFは余裕を持ってボールを回してました。でも攻撃では何度か見せ場を作りましたね!前半、向こう側なのでよく見えませんでしたが、風間選手から小松選手に出たボールでゴール!となってもおかしくなかったけど、残念ながらゴールならず・・・。前半は横浜FCギラヴァンツ北九州も幾度かづつチャンスをつくったけど決め切れず。

 

後半はギラヴァンツが結構ボールを持っていたように思います。FWの選手交代からいいところまで行くけど、やはりゴールにはならず。逆に横浜FCにセットプレーから失点。そこからは攻め込みますが、スピードを上げた分トラップやパスも乱れ、結局無得点のまま敗戦となってしまいました。

 

残念な結果ですが、見てて楽しいサッカーでした。去年は守備から入ってカウンターで得点を狙う。そういうサッカーをしていたと思います。今年は自分たちでボールを動かして攻めようとしていました。去年とは違う挑戦をしていました。柱谷監督はしっかり先を見据えた戦いを挑んでいるのではないかと思いました。去年のギラヴァンツ程度の守備だと、もしJ1に昇格してもおそらく持たないし、やはり自分たちで主導権を取っていきたい。そんな意図があるのではないでしょうか。

 

もちろん、今日のボール回しもミスもあったし、スピードを上げるとトラップもパスも乱れてました。でもそこを練習して、自分たちで主導権を取ってゴールしたい。力の拮抗したJリーグではこれはなかなか難しい。フロンターレも今日のギラヴァンツより数段うまいけど、だからと言って勝ててるわけじゃないですもんね。でも、サッカーって、子供も大人もやっぱりボールに触りたいんですね。自分たちでボールを持ち続けて勝とうとするんだなぁ。

 

ギラヴァンツサポーターにおかれましては、なかなか勝ち点を獲得できずやきもきしてると思う。今日だって結局負けました。でも、いい攻撃もあったしいい守備もあった。GKのナイスセーブもあったし、あと少し!っていうシュートシーンもあった。そして主導権を握ろうとし、握った時間帯もあった。負けたけど、スタンドからは拍手でしたし、私ももちろん拍手で選手たちを迎えました。

 

ギラヴァンツには、なんとか自分たちのスタイルを築き上げて欲しいですね。そしてまずはコンスタントにJ1昇格プレーオフ圏内に入っていてほしい。安定して上位にいるようになることが大事だと思うんです。そして新スタジアムも完成し、自信を持ってサッカーできるようになってJ1に昇格してほしいですね。次回の観戦を楽しみにしてます。