さすがに決めきってほしい…(ギラヴァンツvsSC相模原)

自宅から2時間くらいかかるとはいえ、神奈川県でのアウェイ戦ということで、現地参戦を検討してましたが、大雨のため参戦を中止しDAZNで応援しました。試合中は雨は止んでたようですが。行きたかったけど、無理はできません。北九州から応援に駆け付けた皆さん、お疲れさまでした。

 

さて、試合はスコアレスドロー。今節は特に後半チャンス構築はできていました。しかし、ここまで来てゴールを割れないか~。さすがにこれだけ得点できないとなるとテコ入れは必須だと思わざるを得ないですね。

 

思えば2019年。小林監督が就任し一年目はJ3で躍進しましたが、そのときもシーズン途中でペースダウンしました。そこで夏に補強されたのが高橋選手、北川選手、椿選手の攻撃的な3選手で、彼らの大活躍で夏以降苦しい試合でも勝利を重ねることができました。北川選手はレンタルバックされましたが、高橋選手と椿選手は昨年J2でも主力として活躍したのは、ご承知の通りです。

 

今シーズン、私はFW陣の面々に対して能力的な問題はないと思ってましたし、今もそう思っています。大学で実績がある選手と他チームからのレンタル組。彼らが融合すれば、前線で力を発揮できると思います。イメージはまさに、昨年までのディサロ選手と町野選手ですね。ただ、今シーズンはその得点力が発揮できていない。その大きな原因が、彼らにいいボールが供給できていないことであることは変わらないと思います。前回も述べたように、CBから前に前にボールが入ってこないんですね。

 

ただ、今節あれだけゴール前で決定機を作ることができたにもかかわらず無得点というのは、さすがにFW陣に対する責任も感じます。あれだけあったチャンスのうち、どれかは決めなきゃ・・・。そういう思いです。

 

過去にすがっても仕方ないけど、2019シーズン、引き分けそうなところを勝ちに、負けそうなところを引き分けにしたのは、先述した夏の補強組でした。高橋選手は右サイドのアタッカーとして無双し、北川選手はここぞというところでゴールを決めてくれました。高橋選手は今も在籍してギラヴァンツのキープレーヤーとして頑張ってくれていますが、今必要なのはJ1サブクラスのFWなのでしょう。逆に言えば今のギラヴァンツのFWはJ2標準レベルなのかもしれません。

 

もちろん、今のFW陣の能力も素晴らしいのですが、昨日の展開の中でゴールをねじ込む力はちょっと足りないと感じざるを得ない。FW陣の成長を促しながら、今は決めきるFWの補強、そしてCBとボランチのコミュニケーションと連携でFWにいいボールを供給する。シーズン半分終わって今さら「連携」というのも変ですが、J2残留という現実的な目標に向けて最低でもこのくらいはやらないといけなさそうです。