躍動したふたりの牛若丸(フロンターレvsUCF)

ACLグループステージ第3戦は8-0でフロンターレの快勝となりました!1:00からの試合を2回続けて見ていると、23:00キックオフは余裕をもって見ることができますね。変に体が慣れてきたのかな?

 

この試合ではインサイドハーフの躍動が印象的でした。先発の大島選手と橘田選手です。ふたりとも小柄ですが、見た目以上に体が強い!そして見た目以上に気も強い!!前半は相手がフロンターレのSB裏へのフィードからゴールに迫ろうとするし、守っては5バックで低めのラインでしっかりスペースを消すなど集中していたので、フロンターレもじっくりと攻め方をうかがってました。こういう展開になると大島選手が生きますね!あのスペースのない中で、バシバシ縦パスを通してました。ああいうのって最近なかったなぁ。どうしても外回りからクロス、が多かったけど、そればっかりだと怖くない。前半だけでしたがファインゴールも含め、大島選手のすごみを堪能させていただきました。

 

そしてその相方としてスタメンとなった橘田選手。結局彼がこの日の主役を奪った感じです。ボール奪取など守備面の強さや読みの鋭さ、ゴール前に入っていきハットトリック、もちろんボールを捌くし、さらに彼は動けるんですよね!インサイドハーフは得点も期待されるポジションです。これだけの結果を残し、インサイドハーフの一番手に名乗りを上げたと思います。碧選手が移籍した後ですが、大島選手、橘田選手、脇坂選手、旗手選手と、このポジションは本当にレベルが高いと思います。

 

一方ちょっと心配なのがシミッチ選手。この試合では相手FWにしっかりマークされ、思うようにボールに触れませんでした。そのせいもあってか、ちょっとイライラ気味。能力に疑いないので、そろそろACL基準を理解してプレーしてほしいものです。これはジェジエウ選手も同じで、この大会はとにかく手を使うとファールを取られます。納得できないかもしれないけど、理解はして対応お願いします!

 

これで3連勝。かねてから私は大島選手を牛若丸みたいだなと思ってました。まあ、牛若丸に詳しいわけでもないですが、武蔵坊弁慶という大男との対決や、平家との戦いでの数々の逸話から、小柄だけど軽やかな身のこなしで相手を翻弄していたのだろうなぁと思います。また、鎧を着てそれらを行っていたということで体の強さもあったのだろうし、命をかけた戦いですから心も強かったのでしょう。それらの印象を勝手に大島僚太選手にダブらせてました。そこにもう一人、橘田選手が加わったのですから、これは強いですよね。だって、右からも左からも鵯越の逆落としをやってくるんですよ?これはすごい!

 

ACLグループステージも後半に入ります。一度対戦した相手ともう一回対戦するということで、相手もしっかり研究してくるし、一層難しい戦いとなるでしょう。私も、睡魔と戦いながらDAZN観戦を続けたいと思います。