強みがないから、誰でも出られる、いいことじゃないよね…(フロンターレvsC大阪@長居)

ああ、こんなんだった気がする、私がフロンターレを身始めた頃。とにかく簡単に失点して…。でもボランチ憲剛選手から鬼のようなスルーパスが相手DF裏に出て、それをジュニーニョ選手が決めて逆転するんだ…。そして四冠狙う!と意気揚々と臨んで、結局…。

 

いや、全然違う。あの頃は、「憲剛からジュニーニョへのスルーパス」という強みがあった。わかってても止められない強みが。それを最大限に生かすサッカーをして、「はつのり」もしたし、タイトルは取れなかったけど、何度もシルバーコレクターにもなった。しかし今は、私は何度も言ってきたけど「強み」がないのです。全てを強化するつもりが、全てを弱くしてしまった。そういう状況だと思います。

 

強みのないサッカーだから、誰が出ても一緒です。強みがあれば、それを最大化するメンバーで臨むから、おのずとメンバーが固定されるでしょう。今のフロンターレは「練習で調子のいい選手を使う」ことができるのは、悪い意味で強みがないから・形がないからだと思います。

 

DAZN観戦してたのですが、とうとう解説者から恐ろしいコメントが出ました。「交代すればするほどダメになる」旨のコメントのことではありません。「選手達の気持ちが切れている」という発言です。これ、おそらくあの8連敗のころ以来だと思います。これに「監督と選手間の溝」が聞こえてきたら、全く同じです。そうではない、と信じてるけど。

 

どうすればいいのか、なんて私にはわかりません。だけど応援し続けます。リーグタイトルは限りなく赤信号に近い黄色信号だと思います。厳しいけどゼロじゃないし、天皇杯ルヴァン杯もあるし。フロンターレが前進し続ける限り、私も歩みたいと思います。

 

最後にひとつ。「ふわっと試合入る」のは、絶対的なものじゃなく、相手との相対的なものだと思います。清水に比べ、セレッソに比べ、フロンターレは「ふわっと」入ったのです。だからどのチームもフロンターレに対しては「最初の数分は全員でガンガン行って出鼻を挫け!」となってると思うし、まんまとやられてると思います。「攻守に圧倒する」を思い出して欲しいです。

 

勝てないどころか負けてしまい、私もちょっとイライラしてしまってるみたいです。失礼なブログになってしまいすみません。ただ、今の正直な気持ちとして残させてください。

 

立ち上がり、しっかり前を見て進みましょう!フロンターレ