ふぅ~~~・・・。2-2の、悔しい引き分けとなりました。リードしても、逆転しても勝ち切れない。そういう試合が続いています。
試合開始直後から圧倒的なポゼッションを許し、まったくサッカーをやらせてもらえなかったギラヴァンツ。後半も後半になってから、ベルディの運動量が落ち、中盤にスペースができると相手ゴール前に迫ることができるようになりました。そこから畳みかけてアディショナルタイムに逆転!でも、一抹の不安を覚えていたサポーターは私だけじゃなかったと思います。残念ですが、その通りになってしまいました。
試合の終わらせ方に問題があったのは間違いないと思います。長いアディショナルタイムでしたし、ボールキープに行くのか、さらに攻撃的にいくのか。どちらかというと前者で進めていたと感じましたが、髙橋大悟選手がシュートを選んだことで、相手ボールとなってしまいました。あそこでシュートを選んだということは、シュートコースが見えていたということだし、DAZNで見ててもそう見えました。だから髙橋大悟選手を非難するつもりは全くないです。ただ、問題はチームとしての意思統一だったと思います。
思えばこの試合、ギラヴァンツは前の試合とはスタメンを入れ替えてきました。調子のよい選手を選んでいる、といえばそうなのでしょうが、ギラヴァンツについては単にスタメンの固定ができないままここまで来てしまったのだと思います。昨年から大幅な選手の入れ替わりがあったり、チーム内のコロナ感染者発生などの想定していなかったことが起こったりしたのは事実ですがそれにしてもチーム成熟と連携構築に時間がかかりすぎていると思います。意思統一ができていなかったのも、当然だったのかもしれません。
ともかくもう残された試合はわずか。1勝でも積み上げてJ2残留を果たしてほしいです。もはやどうしたらいいとか、私には全くわかりませんが、相手よりも走ることと相手を少しずつ上回ろうとすること。もともとこの3年間ギラヴァンツがやろうとしてきたことは完遂してほしいです。その結果、とにかく残留を勝ち取ってほしい。
今シーズンも他チームからのレンタル選手が多く在籍しているということは、来シーズンも選手がガラッと入れ替わる可能性があるということ。でもそれは受け入れるしかないし、その中で着実にチームとして力をつけ、選手達から徐々に「ギラヴァンツに所属したい」と思われるようなチームになってほしいと思います。
ギラヴァンツがそうなるためのポイントは2つあると思います。1つ目はアイコンとなれる選手。チームを勝たせる選手の存在です。私はそれは佐藤亮選手だと思っています。確かにこの数試合、佐藤亮選手はチームを勝たせることができませんでした。「あれを決めておけば・・・」というシーンがいくつか見られました。でも、佐藤亮選手が必死に練習し、このくやしさを乗り越えるとき、彼はギラヴァンツを勝たせる選手になると信じています。
もうひとつはサポーターの存在です。スタジアムで応援するサポーター、街で応援するサポーターがどれだけ選手を後押しできるか。選手たちを自分の不満のはけ口にするのでなく、一緒に戦い、乗り越えることで、チームと一緒にサポーターが成長していけると、ギラヴァンツ北九州は「所属したい」と思われるチームに近づくと思うのです。ぶっちゃけ、ミクスタにはまだまだ行儀のよくないサポーター(観客?)がいます。ギラヴァンツを長く所属したいと思わせるチームにしていきませんか?
偉そうに書きましたが、私自身そんなにスタジアムに応援に行ってるわけじゃないし、品行方正なわけじゃない。でも、ルールを守りながら、DAZN観戦含めてこれからもギラヴァンツを応援していきます。とにかく、残留しましょう!