ACL、ルヴァンカップで敗退した理由(フロンターレvsサガン鳥栖)

NHKでTV観戦しました。1-3の完敗。惨敗と言っていいでしょう。何が悔しいって、地上波放送されるということは、普段あまりサッカー観戦しない人達が見る可能性がある試合。その試合で、J1を連覇したチームが「こんなチームが優勝するの?Jリーグ弱っ!」って思われること。だから、いくらターンオーバーしたといっても、しっかりした試合をしてほしかった。プレスにあっぷあっぷし、あっさりカットされ、簡単に失点するのがチャンピオンだと思われたくなかった。

 

今節、私はターンオーバーしないんじゃないかと思ってました。なぜなら、この後試合間隔が開くから。これまで固定メンバーを酷使してきたし、それでなんとかやってきたし、じゃあ今節も全力で行くだろうと。でも、ターンオーバーし、そしてあっぷあっぷし、前半で3失点の惨敗です。はっきり言って鬼木監督のマネジメントミスですね。

 

そして、今日の試合がACLとルヴァンカップ敗退の要因だと思うのです。Bチームの底上げが、想定したほど図れなかった。過密日程を強度を落とさないためには、Aチームでいくしかなかった。結果、けが人が続出し、強度は落ち、2つのタイトルで勝ち上がれなかった。「2チーム分のメンバー」というのは、かくも難しいものなんですね。

 

浮かれるのは終わり。日本一のチームは十数人だということはっきりしました。しかもジェジエウ選手が怪我で離脱しそうです。リーグ戦残り3試合は天皇杯獲得に向け、もう一度強度を高めていかなければならない。負けて兜の緒を締めるという、ちょっと情けないけど、私も引き締めます。前回の天皇杯は4チームしか参加しないというボーナスステージでした。今回天皇杯獲得して、本物だということを示して欲しいと思います。