2021J2リーグ、ホームミクスタでの最終戦。ギラヴァンツは1-2で敗戦となり、今シーズンの19位以下が確定。J2残留が厳しくなりました。
この時期になってなお、ベストメンバーがはっきりしないギラヴァンツ。栃木のロングボール攻撃を耐え、パスでボールを動かし、相手を走らせることで後半に勝負!とできればよかったのですが、先制されてしまいました。もちろん、相手の攻撃をただ「耐えろ」というだけだったら簡単だし、そのためにどうすれば…の案は私にないのですが、苦しみながらも栃木の攻撃の最後のところは抑えていたとは思います。それだけに、セットプレーからの失点は痛かった。まあ、これも相手のストロングポイントなのですが。
攻撃に関しては、シュート数の少なさがよく物語っていると思います。相手ゴール前に運べていない。リスクを取ってゴール前に侵入する選手が少ない。失点が怖いのはわかるけど、勝つにはゴールを奪うしかないわけで、これはちょっと寂しかったですね。栃木のプレスはかなり猪突猛進で、間に合わないタイミングでも全力で来るし、早くボールを手放しても追いかけてくる。逆に言えば、余裕を持ってボールを動かしても、走ってくる。うまく利用して体力を削りたかったけど、できませんでした。
残り1節。まだ降格が決まったわけではないというけど、かなりの条件が整わない限り残留は厳しい。奇跡が起きなければ…というなら、奇跡を起こすしかない。そのために唯一自分たちが何とかできるのは、ここのところずっと言われ続けている「勝つ」こと。可能性をつなぐ90分間にするのか、それとも自ら手放してしまうのか?私は現地には行けませんが、前者に望みをつなぐべくDAZNで応援します。