今シーズン初の生観戦は悔しい逆転負け、でも現地応援は楽しかったよ(ギラヴァンツvsYSCC横浜)


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5/27(土)は、待ちに待った今シーズン初のギラヴァンツ観戦の日でした。三ッ沢競技場ということで、天気予報が気になって。しかしながら天気は晴れて、むしろ暑い暑い!レジャー日和になったことはありがたいですね。

 

ギラヴァンツで一番つらいのは、毎年多くの選手が移籍してしまうところ。いかんともしがたいのですが、これがチーム構築のボトルネックなのは間違いないです。クラブとしてはアンダー所属選手が多くトップに上がるようになることと、ギラヴァンツのサッカーがサポータにも広告的にも魅力的なものとなり、入場料収入やスポンサー収入が増え、他チームと同等以上の給与水準にならないと、このサイクルから抜け出せないと思います。すなわち簡単な話じゃないし、短期的に解決するものでもない。そんな中、(ステップアップを目指しているのでしょうが)ギラヴァンツに来てくれた選手達のことが大好きだし、感謝してるし、だから精一杯後押ししたいと思います。

 

で、ようやくかなった生観戦。ミクスタなどでずっと見てきた方からすると結果も試合内容も「???」だったのでしょうが、私はそんなに悪い内容とは思いませんでした。もちろん前後半での戦い方の変化など、言いたいことはあります。それでも、今シーズン初めて生観戦した印象は率直に「去年よりマシ」というもの。マシだからいいというわけではないのは、今の成績と順位が示していますけどね。ぶっちゃけ去年一年間を棒に振ったと言ってもいいギラヴァンツは、今シーズンは選手が入れ替わる状況の中であっても、他チームに先んじてチーム作りを進める必要があったと思います。チームができてからシーズンに入り、勝ち点を積み上げながら熟成度合いを進めていく、というものです。しかしながらスタートから、チーム作りから他チームに後れを取っては不利に不利が重なるというもの。これではそもそも土俵に乗れないと思いました。

 

全体感は以上として、印象に残った選手を。まず前川選手ですが、多分チームで一番上手いと思います。2トップ~トップ下っぽく位置するのかもしれませんが、ここにいかにボールを届けるか、ですね。ギラヴァンツの場合、外回りでゴールラインに迫るプレーはよくあるけど、真ん中を経由して外に行ったり、またはそのまま中を破壊しにいったり、ということが少なく、攻撃が単調なので、前川選手がボールを受けたところから複数の選択肢でシュートまで行きたいと思いました。

 

次に野瀬選手の守備です。もちろんアタッカーなのですが、スピードとスタミナを生かして相手ボールに鋭く寄せる様は、ギラヴァンツに必要なものだと思います。やれることをやれば勝てるチームではないので、やれること以上をやらないと。野瀬選手だけでなく、高選手のプレスもありましたが、両者とも無駄走りとなるシーンが多かった。これは後ろの連動がないのが原因ですが、それでも寄せることで相手が判断できなくなったでしょうし、相手のミスも生まれる。もちろん「やれること」のレベルを上げることで精度は上がるし、「やれること以上」のレベルも上がるので、そこはしっかり練習で高めていって欲しいです。あと、乾選手の頑張りもすごかった。恐らく相手のストロングポイントとマッチアップしていましたが、あれは相当な頑張りですよ。走り負けないこと、読みで上回ること、それらをやり続けましたね。

 

全体としては「あと少し」なんだけど、そのあと少しがたくさんあって、またシーズン始まってからずっとそうなんだろうなぁ、と思いました。だからずっと見ているサポーターからするとイライラもしますよね、変わってないんだから・・・。今シーズンは現実的には「残留」を目標にすべき状況です。なんとか踏ん張って欲しいとしか言えませんが、心からそう思います。

 

ところで、天気も良かったしやっぱり生観戦は楽しかったです。こうしてチームとコールリーダーさんや応援団さんたちが横浜に来るのを、楽しみに待ってました。ずっとコロナ禍で声出して応援してなかったので、メインスタンドでタオマフ拡げて「海よ」歌ってるときは「これこれ!この感じ!」と、少し泣きたくなって。次に私が応援に行ける可能性があるのは、7/1(土)のアウェイ沼津戦。晴れますように・・・。その時にはしっかり立て直しできていて、ひっくり返しが進んでいますように!


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