シーズン初戦は上々の内容で勝利!最後にちょっとFROへ苦言!?(ゼロックススーパーカップフロンターレvsガンバ大阪)

2021サッカーシーズンが幕を開けました!ゼロックススーパーカップフロンターレvsガンバ大阪。チケットは5000人分の早い者勝ちということで入手できず、北九州市からTV観戦でした。緊急事態宣言でリーグ戦もしばらく上限5000人だから、今シーズンはいつ生観戦できるんだろう…

 

試合は3-2でフロンターレの勝利!アンカーシミッチ選手を据えたほかは昨年のメンバーで固めたフロンターレでしたが、公式戦初戦としては良い動きだったと思います。ということで、今年も懲りずに素人の私なりの感想を書いて残しておこうと思います。今回はダミアン選手とシミッチ選手についてです。

 

まずダミアン選手ですが、昨シーズンガッチリ把握したフロンターレでの立ち位置とプレースタイルが、さらに強化されていたと思います。ゴールこそ奪えなかったけど、ポストプレーでの他メンバーと噛み合い方がすごく良かったです。尤も昨シーズン終盤にかけて、ここはグングン良くなった点でしたが。そこからさらに積み上がったいくとしたら、今シーズンのスターターとしてダミアン選手への期待値はグンと上がりますよね!副キャプテン就任のおかげもあってか、昨日はイライラするシーンも少なかったと思います。

 

次にシミッチ選手。立ち上がりからしばらくはちょっと不安定な印象を受けましたが、ボール触り始めてからはさすが風間グランパスで中盤を担った選手!私はあまりシミッチ選手のことを知らないのですが、「ボールを持ちすぎない」印象を受けました。だから相手から捕まりにくいのかな。左利きということで、正面を向いた時の左ウィングへの配給は、コントロール、スピードとも一級品ですね!三笘選手がやりやすそう。シミッチ選手本人も「今やれることはやれた」と言ってます。と言うことは、まだまだできていないことがあるということ。ここからどんどんやれることを増やしてください!

 

そんなシミッチ選手ですが、やりにくそうだった序盤から自由にやれるようになったのは、やっぱり碧選手のおかげだと思うんですよね。ガンバにボールを握られた時間帯、碧選手の鬼のようなポジションの動きが守備の決壊を防いだし、降りてシミッチ選手をフォローしたり、逆にシミッチ選手を前に押し出したりと、それはそれはすばらしい働きでした。ガンバの猛烈プレスを耐えきり、相手が前に出て来れなくなった時には、シミッチ選手は自分のペースでボールを操り、碧選手はどんどん前に出ていくという、フロンターレの強さをピッチに表現できたと思います。今シーズンのフロンターレの大黒柱は碧選手ですね!

 

ということで、シーズン初戦としてはフロンターレは良かったと思いました。もちろん、受けてしまったときに2失点したとか、新規加入選手で試合を作るにはもうちょっとかな、とか課題はあるけど、まだ公式戦1戦目。ここが伸び代ということで、シーズンこなしながら成長していって欲しいと思いました。

 

最後に、憲剛さんの解説は同時にフロンターレの弱点説明でもありましたね。えっと、FROとしてその辺はどうかオブラートに包んでいただければ…。でもわかりやすい見事な解説でした。さすがです。