一緒に観戦した他サポの言葉で振り返り(フロンターレvs柏レイソル)

知人にレイソルサポとマリノスサポがいまして、私含めた3人でお互いホームの時に招待しています。昨夜はレイソルのホームだったので、レイソルサポがメインSS席を取ってくれ、3人で並んで観戦しました。マリノスサポの知人はもちろんレイソル応援!そんな2人に挟まれ、それでも私は肩身狭くせずフロンターレの応援をしました。というわけで、この試合に関しては知人2人の感想を書くことで記録として残しておきます。

 

「宮城とチャナティップはこのチームだと足を引っ張っている」

このチームだと、がポイントだそうです。2人とも別チームであれば主力としてやりたいようにやらせてもらえるかもしれない。でもフロンターレで求められているプレーについては、要求レベルに達していない。そもそも守備ができなさすぎる、とのことでした。確かに2人とも攻撃型の選手ですし、印象に残るのは攻撃面。裏返せば印象を残せていないということは、良いプレーができていないということですね。

 

「やっぱり山根とは差がある」

佐々木選手に対する言葉ですが、結構試合開始して早い段階で言われていました。日本代表と比べたら仕方ないとも思いますが、大学MVPとしては物足りないのかもしれません。ただ、機能不全丸出しの左サイドに家長選手が常駐することで、柏DFを打開しようとする中、右サイドを一人で受け持ち続けた佐々木選手の奮闘ぶりはすごかったと思います。大学MVPだけど伸びしろが大きいということは、来シーズンの急成長が楽しみです。(すでに来シーズンの話・・・)

 

「シミッチは日本人っぽい根性してる」

ご本人が聞いたらどう思うかわかりませんが、これは誉め言葉です。ベンチ外が続いた後、日本人選手のコロナクラスター(だと私は思ってます)からフロンターレを救ったシミッチ選手ですが、なぜベンチ外だったのかわからない活躍ぶりを魅せてくれていますよね!この言葉は、おそらくシミッチ選手が今もっともフロサポの心をとらえている部分についてです。つまり、負けないぞ勝つぞという気持ちが試合中90分間見え続け、決して手を抜かない。ディフェンスにも奔走する姿は、もはや涙なくして見られません・・・。昨日もボールを足元に置く時間が長くて狙われるシーンもありましたが、それを差し置いても本当に根性を感じさせてくれたと思います。

「瀬古はもうちょっとやれると思ったんだけど」

マリノスサポですが、瀬古選手がフロンターレに加入したことをシーズン当初かなり警戒していました。旗手選手が抜けた部分にすっぽりハマる、と。ところが昨日もアグレッシブにいくわけでなく、どちらかというと試合を落ち着かせる。これは個人の特性もあるかもしれませんが、チームとしてあの時間帯で何をやるのか、が今でも意思統一できていないのかもしれませんね。

 

「直近3試合12失点のうちに1-1とはまずいよね」

レイソルサポの言葉です。レイソルも主力が出場停止となってて、知人としては大量失点も覚悟していたとのこと。最少失点で済んだのは御の字だし、なんなら逆転できたと言ってました。おっしゃる通りでございます。相手チームには失礼ですが、勝たなければならない試合で勝てないのが今年のフロンターレ。王者は去年のフロンターレ。今年のメンバーは、王者でも何でもないのです。

ツイッターで「弱いチームのサポがバカにされる」みたいな話がありましたが、フロサポに関しては「去年強かったチームのサポ」ですし、私のTLにあらわれる大多数のフロサポさんはそれをよくわかってらっしゃいます。だって、去年は連戦でも勝ってたでしょ?今年は3連戦だともう勝てないのが前提になっている。全く違うチームだと思います。

 

両知人ともお互いのチームのことを気にしながら、DAZNでダイジェストとかは見ているので、選手のことも知っているし、お互いのチームをリスペクトしています。だからこうして忌憚ない意見を聞かせてもらえるのは、むしろうれしいし楽しいです。もちろん私も私なりに両チームについて語るのですが。

 

というわけで、勝たなければならない連戦はまたしても勝てず。まだ可能性はあるとはいえ、限りなくリーグ優勝は遠ざかりました。他チームの負けを期待するのは、それこそリスペクトに欠けると思うので、自分達が主導権を手放したことを認めなければなりませんね。とはいえ可能性があるのも事実なので、最後まで応援しますよ。