チームの成長を感じた戦いの主人公は宮崎岳(ボルクバレット北九州vsエスポラーダ北海道)

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思い立ってやってきましたよ北海道!嫁さんによる「推しは推せる時に推せ」との協力と後押しのもと、ボルクを勝たせるために。急に決めたので少しでも旅費を抑えたく、行きは成田空港からPEACHGoogleで素泊まり安いプラン探して一泊し、帰路はスカイマーク羽田空港というルートにしました。人生初LCCでしたが、使い方を工夫したら使えますね。勉強になりました。

 

さて、前節はホーム最終戦シュライカー大阪を圧倒したボルク。花嶋選手が引退表明し最後のホーム戦ということで、選手もサポーターも気合が入ったと思います。今節は逆で、北海道は室田選手が引退表明しラストのホーム戦。相当気合が入っていることは容易に想像されました。こういう時に絶対やってはいけないことは、気持ちで負けること。そして試合の入りでふわっとしてしまい先制点を許すことです。


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気持ちで負けないというのはできていたと思います。しかし2つ目については、やらかしてしまいました…。室田選手を勝利で送り出したい北海道にあっさりと守備を掻い潜られ失点。どうなることかと思いましたが、この後、試合内容としては一進一退。ボルクもペースを掴んで北海道ゴールを割ってくれそうな雰囲気はありました。もちろん我々応援席も絶対勝利の雰囲気でした!

 

2-2以降、なかなかゴールを奪えなかったのですが、そこから最下位脱出のために引き分け狙いでは済まされない北海道がパワープレーに出てきたことで、相手ボールをカットしてからのカウンター発動。結果、パワープレー返しでの2ゴールで勝利!私にとってボルクの勝利を目の当たりにするのは、アウェイしながわ戦以来これが2回目。喜びが爆発しました。


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では今節も印象に残った選手を挙げたいと思います。
まずは松川選手。守備上手いですよね〜。相手の懐に入ってボールを奪い切ったり、しつこくしつこく密着プレスし、ボールが相手の足元から少しでも離れたら奪い切ったり。もちろんそこから素早く攻撃に転じるのですが、最近松川選手が守備に行ったら私、注目してます。

 

次に大澤選手。今日も相手に嫌がられてましたね。前線であれだけボールを収め起点になられると相手は困ります。FP4人のうち1人を必ずマークにつける必要があるから、守備のコンビネーションにも影響します。次はそこからゴールまでいきましょう!

 

そしてそして、この人に触れないわけには行きません。宮崎岳選手!スターターとして入っていきなり失点しましたが、それを帳消しにして余りある4ゴールです。いずれもフットサルの魅力に溢れた、宮崎選手らしいテクニカルなゴールでした。脱帽の活躍です。

 

フットサルの魅力はゴールが多いことだと思うのですが、それを実現している要因のひとつはピッチの大きさ。サッカーと違い、フットサルはマイボールになったらすなわちそれはシュートチャンス。誰もが最初にシュートを考えると思います。宮崎選手の3ゴール目と4ゴール目はまさにそれ。パワープレーで押し込まれてからのクリアではなく、いつだって狙うのはゴールでした。素晴らしかった。


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これでレギュラーシーズンでの最下位はなくなりましたが、今シーズンはファイナルステージがあります。だから全く安心できません。後半に入りチーム力が急上昇のボルク。一年間仕込んできたものが身に付き、表現できています。次節アウェイ名古屋戦も貪欲に勝点を取り、ファイナルステージに弾みをつけましょう。

 

北海道まで来て本当によかった。こういうのがあるから、スポーツ観戦はやめられないですね。私に喜怒哀楽を与えてくれてありがとう!

 

気高く!勇猛に!前へ!ボルクバレット北九州!

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