CFWがゴールを奪うチームは勝てる!(フロンターレvsサガン鳥栖)

 

8月最終日の試合。どうしてこの日に試合があるんでしたっけ?コロナやら台風やらで、何が何だかわからなくなってきましたが、選手達は1試合1試合で全力を尽くすのみ。私も、できる限り等々力に足を運んでその姿を見届け、心の中で声援を送るのみです。

 

鳥栖との試合はいつも厳しいものになりますが、昨日の試合では4-0の快勝!驚くほど差がついた内容となりました。4点獲ってクリーンシートだと、いくつものトピックスがあります。スタート時点では少し危なっかしかったDFラインでしたが、早々に試合勘を取り戻していました。MFは中盤を制圧し、しっかり動いてはボールを出し入れしていました。そして両ウイングは好調を維持。中でもタイトルに挙げた知念選手の奮闘ぶりは素晴らしいものでした。

 

思えば昨シーズン、ダミアン選手が得点王&MVPの大活躍でした。ところが今年はダミアン選手のゴールが伸びない。これに合わせたかのように、というかそのものだと思うのですが、チームの調子もスッキリとはいってません。引き換えにマルシーニョ選手と家長選手がゴールを奪う活躍なのですが、やはりCFWがポストプレーのみだと相手にとっても怖くない。CFWがゴールを奪うことは、勝利への必須条件に近いと思います。

 

これまでだったら小林悠選手がCFWの2番手なのでしょうが、今シーズンはこれまたどうも調子が乗らないのか、なかなかいいプレーが出せていない。ホーム鹿島線は小林選手がスタメンだったものの、途中交代で出状した知念選手の方が可能性を感じさせました。そのせいか、鳥栖戦は知念選手が先発し、先制ゴールという目に見える結果を残したことで、ダミアン選手不在時のCFWとしてリードしたと思います。

 

この試合、鳥栖の垣田選手といいフロンターレの知念選手といい、両社とも前線で相手をしょいながらボールをうまく収めていましたね。そういう意味では「知念vs垣田」の様相もありましたが、ゴールを奪った知念選手に対し、垣田選手はポストこそこなせたものの、そこから次への展開がうまくいかず。垣田選手がハーフタイムで交代したことで、CFW対決は知念選手に軍配が上がったと思っていいでしょう。

 

さて、この勝利でマリノスより1試合消化が多い状態での暫定首位。とはいえまだ追いかける立場です。前回のブログで述べた通り、もはやトーナメントと同じで、1試合落とすと即優勝争いから脱落といっていい。この状況で知念選手がCFWとしてしっかりゴールを奪うことができたのは、残り試合に大きな力となるはずです。連戦だし厳しい状況には変わりありませんが、最後までフロンターレを応援し続けます。

 

PS

私、ハーフタイムのYMCAは西城秀樹さんバージョンでないと乗れないくらいのおじさんです。