ベテランがいなければ若手は成長しない(フロンターレvsセレッソ大阪)

寒い雨ということでシーチケを放棄し、自宅でDAZN観戦しました。だって100%濡れる席だもん。フロンターレにはシーチケのエリア選択の際に、以前のように前方とか後方とか希望できるようにして欲しいです。私は雨に濡れて観戦するタイプじゃないので、今季の観戦率によっては来季はシーチケ見送ろうと思います。

 

で、今季案の定のフロンターレについて初の感想文を書きます。ツイッターで呟いてきたけど、去年やっておくべきことを一年遅れでやってることが今の状態だと思ってます。同じやり方で3年保たないことを経験しているのに、同じやり方で、しかも強化できずにやろうとした去年。やらかしたことは仕方ないので、なんとか今年はモデルチェンジしてほしいと思ってました。

 

で、今年。いろいろあってこの成績でのスタートとなりました。私は作り直す一年だと割り切ってるのですが、DF陣に無理をしいた結果の大量の怪我人。苦しい台所事情ですが、今節は若いCBコンビが光を感じさせてくれましたね!

 

怪我人もあって今季は新加入選手を多く使わざるを得ないのですが、今節彼らが光を感じさせた理由は単純に若手に出番があったからではないと思います。であれば、開幕当初から彼らがチームを引っ張り結果を出しているはず。今節フロンターレに良い流れが感じられたのは、ノボリ選手と悠選手の復帰だと思います。

 

田邉選手が復帰後数日であれだけの好パフォーマンスを発揮したのは、もちろんジェフ千葉での実戦の経験が大きい(千葉のみなさん、本当にありがとうございました!)。でも、今節フロンターレでのあのパフォーマンスでは、やっぱり横にノボリ選手がいたことが大きいと思います。ノボリ選手の試合の流れを読み、必要な場所へ行き、味方を動かすスキルがあっての若手の躍動だと思いました。

 

FWにおいては悠選手が若手との差を見せつけました。これまで宮代選手と山田選手がつとめてきたCFですが、事実として思うようにゴールを奪えていません。両選手ともJリーガーとしてしっかりパフォーマンス発揮してたと思います。しかし、悠選手の15分程度の出場は、彼らに対して「これがCF!」とでも言わんばかりに差を見せつけるものでした。ゴール前で相手DFに当たってコースが変わったクロスにヘディングを合わせるなんて。この準備というか、コンマ何秒での反応というか。FWとしてのタイプは違えど、さすが!と思いましたもん。

 

若手の成長には実戦が必要。だけどそれだけでは足らず、彼らの前に時には立ち塞がり、時にはサポートする、そんなベテランが必要なのでしょう。数年前までフロンターレはそれがうまく行っていたのかもしれませんね。怪我で離脱したベテランが復帰したら、そこから本格的な若手の成長が始まり、ようやく作り直しが本格化するのでは?と思いました。

 

つまり、今季前向きな楽しみが増えたということですね!